予定日を過ぎましたが、中の人はまだ出てきません。
出産を控えて、色んな方が色んな声をかけてくださいます。
中でも多いのが、
「陣痛ってマジで痛いよぉおおお」
「育児マジ大変だよ」
「寝る時間なくなるよ」
「自分の時間なくなるよ」
・・・・・。
皆さまそれぞれ、ご自身が経験したことをお伝えしてくださってると思うんですが、
そんなこと言われても不安になるだけじゃんー!!!!
(´;ω;`)ウッ…
陣痛が死に近い痛みであることは聞いているし、体験談を聞いたり読んだりして、逃げれるもんなら逃げたいくらい。帝王切開のほうが痛くなさそうだなと思うけど、ハラキリは怖いし産後の回復がより辛そうだし。本当は心底怖い。
育児が大変そうなことは皆さまの様子を見てひしひし伝わってくるし、しばらく寝れないであろうことは分かっているし、睡眠という聖なる時間を奪われた自分がどんだけび〇ちになるのか怖いし。
おまけに妊娠中にアゲアゲだったエストロゲンとプロゲステロンは、胎盤とさよならしたら奈落の底へ。産後は更年期障害のような感じになるとか聞くし。乳腺炎になるとまじ痛いらしいし、乳首から流血するらしいし、訳もなく泣きたくなったりするらしいし。骨盤底筋群がゆるゆるになって、尿漏れとか子宮脱とか性交痛とかまじで怖いし。抜け毛もやだし、ホルモンバランスが崩れてニキビが戻ってきたらやだし・・・・。
正直な話、めちゃめちゃ怖いんです。
誰か希望をくれ希望をー!!
そんな風に不安に駆られながら、夜中汗だくになって起きてしまったある夜(妊婦マジ暑い)、ふと旦那の愛読書「眠られぬ夜のために」を開いてみると、こんなことが書いてありました。
すべての苦難は、それがのちに現実となった時よりも、その前に想像された時の方が、よほど困難に思われる。―ヒルティ
そうか。あれこれ心配することによって今感じる「不安」は、もしかしたら実際に体験する現実よりも辛いことなのかもしれない。
だったら心配しない方が得じゃん?!
そんなことに気づき始めていたら、数日後に聞いていた何かのPodcastで、モチベーショナル・スピーカーのエド・マイレット(Ed Mylett)という人が、同じようなことを言っていました。
Worrying does not take away tomorrow’s trouble. It takes away today’s peace.
By worrying, you are actually living in whatever the terrible moment that hasn’t actually happened yet.心配しても明日のトラブルは取り除けないどころか、今日の平安を取り除いてしまう。
心配することで、実際にまだ起こりもしていない最悪の時を生きていることになる。
確かに、あれこれ心配していても、実際経験してみたら「な~んだ全然大丈夫じゃん!」ってこと多いです。
心配することは、起こりもしないかもしれない最悪の状況に、すでに浸っていることと同じなんだ。
出産・育児に向けての不安についてあれこれ母に話したら、こんなことを言ってくれました。
赤ちゃんってか~~~わいいよ。ましてや自分の子供ならさらに。
眺めてるだけで、幸せな気持ちになれるよ。
さらに、旦那がどんな赤ちゃんだったかお義母さんに尋ねたら、こんなことを言ってくれました。
そうね、とにかく何をしても例外なく可愛かったわっ!
妊娠生活が順調すぎたこともあって、出産・育児が不安になるのは無理もないのかもしれない。
今までに経験したことがないことだから、実際よりも大きな問題として心配しすぎているのかもしれない。
でもそんなの、限られた人生の中で、あまり賢い時間の使い方じゃないですよね!
なにも私が人類史上、初めて出産するわけじゃない。
初めて育児をするわけでもない。
同じことを果敢に乗り越えてきた母ちゃんたちが、世の中にはたくさんいるんですよね。
あれこれ不安になる時は、たぶん感謝が足りない時だ
— yumiid@ヘルスコーチ (@you_me314) 2018年6月7日
そもそも授かれたことに感謝。
なかなかできなかったんだから。
出産だぁ、育児だぁ、っていう悩みを持てること自体が奇跡なんです。
今はとにかくあれこれ心配するより、ピンタレストで可愛い赤ちゃんの画像を見てみたり、わが子とのペアルックを妄想してみたり、楽しいことを想像するとします。
Photo courtesy of Pinterest
あーかわいい!テンション上がる!
きっと、大丈夫。希望をもっていきます!