こんにちは!ヘルスコーチのYUMI(@yumiid/@you_me314)です。
ネガティブ思考をやめたいと思っている人も多いと思います。
私もその一人です。
こういう仕事をしていると、はなっからのポジティブ女なのかと思われがちですが、実は真逆です。生来の私は物事をなんでもネガティブに考えてしまう傾向があるんです。
意識して気をつけていないと、悪いことにしか目がつかないなんてこともあります。特に睡眠が十分に取れなかったときや、ストレスがあるときに顕著にネガティブ病にかかります。
もっとも、ネガティブ思考は完全に悪いものではありません。
悪いことを予測して未然に防げる「リスクマネジメント」のスキルがあるということです。
ひと昔前だったら、敵軍が攻めてきたことをいち早く察知して、村中に知らせることができる情報伝達役として活躍したかもしれません。
でも外敵が攻めてくることがめったにない平和な現代の日本では、妙にマイナスに考えてしまう傾向は自分にとって害にしかならなかったりします。過度なネガティブ思考はストレスホルモンを分泌させ、副腎疲労や精神疾患、そしてもっと大きな病気へつながりかねません。
ではネガティブ思考を瞬時にストップさせるにはどうしたらよいのでしょうか?
ある「一つの質問」を自分に投げかけてみてほしいのです。
ネガティブ思考を瞬時にストップさせる思考法
その質問とは、
「これは5年後にも問題になるか?」です。
自分が直面しているこの問題は、5年後の自分にとって同じくらい煩わしいものでしょうか?
5年後の自分も、同じことで焦ったりイライラしたり不安に思ったりするでしょうか?
多くの場合、そうではないと思います。
今の自分を焦らせ、イライラさせ、不安にさせている問題は、5年後の自分にとっては大概どうでもいいのです。
そう考えると、今の自分にもどうでもよくなってきませんか?
応用例
私もよくどうでもいいことでイライラしたり自分のことを攻めたりします。
例えば、出かけようと思ったときに赤ちゃんがうんちをもらす。そして用事に遅刻する。急いでいるときに限って前の人がノロノロ歩いていたりする。
そんなときは、
「うわー!何で今に限ってこんなにうんちするんだよーばかー!」
「おむつをしっかり装着しとかなかった自分が悪い。いやっ、早めにMサイズに変えておかなかった自分がケチっているせいだ」
「私の人生はおむつ替えで終わるのか」
「こんな事態を前々から予測できないなんて、私はダメな母親だ」
「遅刻することは相手の時間を奪うことだ。なんて常識のない人間なんだ」
「もー、こっちは急いでいるのに、速く歩いてよね!!」
といった感じに、たちまち頭の中がネガティブ思考で満たされてしまいます。
かな〜りやばい自己卑下っぷりですよね(笑)
でも「5年後はどうなっているか?」ということを考えると、
・赤ちゃんは5歳にもなれば自分でトイレに行くようになるし
・人生おむつ替えで終わらないし
・赤ちゃんのうんちは不可抗力だから予測できなくてもしょうがないし
・たぶん約束に遅れても相手は5年後まで根に持っていることは少ないし
・前の人は5年後まで私の前を歩いていることはない
ということがわかります。
そしたら少し気楽になれませんか?
自分のことも、他人のことも、許せてしまいそうです。
5年後の自分は今の状況を見てなんて言うだろうか?
たぶん笑うと思います。
「そんなシリアスに考えなくても大丈夫だって!」って。
いかがでしょうか?
この質問、ぜひ試してみてくださいね!
ではでは、ネガティブ思考をストップさせて、もっともっと健康に!