ニキビ

マスクでニキビができた?「マスクネ」ができやすい理由と対策

マスクでニキビができた?マスクをするとニキビができやすい理由と対策

マスクでニキビができた?「マスクネ」ができやすい理由と対策

COVID-19の影響でマスクを着ける機会が増え、口回りのニキビが出てきちゃった~!なーんて方、結構いらっしゃるかと思います。

私もその一人です!

マスクでできるニキビ「マスクネ」とは?

マスクで出来るニキビのことを「マスクネ」と言うのだそうです。
mask + acne(ニキビ)でmaskne

全世界の人々がマスクをするようになった今、マスクが原因のニキビに悩まされる人が増えてきていますが、元々普段からマスクをしていなければならない医療従事者の悩みの種でもあったそうです。

そもそもマスクでニキビができる原因とは?

マスクでできるニキビは、ホルモンが原因のニキビなどとタイプが違います。
専門用語ではAcne Mechanicaといい、こすれや圧力が原因で起こるニキビです(1)。

物理的にマスクが皮膚とこすれると、皮膚を保護する働きのある表皮がダメージを受けます。すると肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすくなります。

もう一つの原因は、汗や湿度の上昇によるバクテリアや菌の繁殖です(2)。
健康なお肌には一定量のバクテリアや菌が生息しています。しかし、マスクをしていることで口回りに汗をかきやすくなり、吐息からの湿度が上がることで、毛穴が詰まりやすくなります。そしてバクテリアや菌が繁殖してしまい、ニキビが発生してしまうのです。

マスクでニキビができた時の対処法

1.コットンのマスクを使用する

New York Timesによる皮膚科医のインタビューでは、ニキビができやすい人にはコットンのマスクが推奨されています(3)。コットン素材の方が通気性が良く、毛穴が息しやすいからです。

医療関係者の方でN95やサージカルマスクを装着しなければならない方は難しいかもしれませんが、そうでない場合、コットンのマスクを使用してみると良いかもしれません。

コットンではないですが、私も仕事以外の時はスカーフを使ってみたら多少良くなりました。

2.脱着後すぐに洗い、頻繁に付け替える

マスクを下着と同じだと思って、一度使ったら必ず念入りに洗いましょう
マスクには汗や皮脂、繁殖したバクテリアや雑菌が付着しています。洗わずに付けてしまうと、またその汚れを肌に付着させることになってしまいます。

同じ理由で、マスクをできるだけフレッシュに保てるように、一日何回か付け替えるといいでしょう。私も一日中着けていなければならない日は、2,3回は付け替えるようにしています。特にマスク装着が義務付けられているジムでのワークアウトの後は、必ず付け替えます。

外出先で使い捨てでないマスクを付け替える際は、汚れたマスクを入れる密封袋も持ち歩くのをお忘れなく!

3.マスク装着時は化粧をしない

肌への負担を減らすために、マスクをつける時は口の周りだけでも化粧をしないというのも一つの手です。

食事の時など、ニキビができた口の周りを人に見られるのはしんどいかもしれませんが、そういった用事のない場合はなるべくノーメイクにしましょう。

どうしても口回りにも化粧をしたい場合は、クリームタイプのファンデやコンシーラーなどは避け、薄付きのパウダータイプのものを使用すると良いでしょう

私はETVOSのミネラルファンデを愛用しています。薄付きなのにわりとしっかりカバーできるし、ホホバオイル&はちみつ洗顔でするっと落とせるので肌への負担も少ないです。

4.家に帰って来たらすぐに洗顔、スキンケアはシンプルに

家に帰って来たら、マスクと共に顔もすぐに洗うようにしましょう。
とはいえ、クレンジングや石鹸を使ってゴシゴシは禁物。

ニキビ持ちさんにはホホバオイル&はちみつ洗顔がオススメです。
私はこの方法で、もう4年ほど石鹸を使っていません。
詳しい洗顔方法はこちら

5.触らない

ただでさえニキビができやすい環境にある口元ですが、マスクを装着していない時に無意識に口元を触る癖はありませんか?

手にはたくさんの雑菌が付いていますので、洗っていない手でお肌を触るのは雑巾でお肌を触るのと一緒と思ってください。

テレビやスマホを見ている時、考え事をしている時、口元や首筋を触る癖があったら要注意です!

6.口内環境を整える

これは意外なポイントかもしれませんが、口の中に雑菌が繁殖していれば、マスク内にもそれが出てきて、肌に付着し、ニキビを悪化させる可能性もあります。

これはマスクをしている時だけでなく、口臭とニキビの関係は大規模な研究で示されています
中国で13,000人を対象に行った調査では、ニキビがある人は口臭を含む胃腸関連の症状(胃食道逆流症、膨満感、便秘)を伴う確立がニキビがない人と比べて高いことがわかっています(4)。

このため、口内環境を良くしておくことも重要です。
マスクを装着する前はうがいや歯磨きをしましょう。

また、コーヒー、糖分、乳製品などは口内環境を酸性に傾かせるため、雑菌が繁殖しやすくなります(虫歯の原因にもなります)。これらのものを食べた後は、必ずうがいや歯磨きをしてからマスクを装着すると良いでしょう。

ジュースやラテをちびちび飲んだり、飴を舐めるのが好きな方は要注意です。

まとめ

以上、マスクでニキビができる原因と対策でした。

これらを徹底的に実践しても、ニキビができてしまうということはあります。
なぜなら、ニキビができる原因の多くは中からの問題だからです。

ホルモンバランス、腸内環境、ストレス、血糖値、運動不足、睡眠不足。
これら全てのことがニキビに関わっています。

私も数年前にニキビが大変なことになり、あの手この手を使って皮膚科に行かずにニキビを改善することができました。

薬を使わずにニキビを治すために私がしたこと全てを、Clear Nikibi Manualに詰め込みました。まだ読んでいない方は、ぜひこちらから読んでみてくださいね!

CLEAR NIKIBI MANUAL~医者や化粧品に頼ってもダメだったニキビを根本から見直す完全マニュアル

ではでは、マスクとバランスの良い付き合い方を模索していきましょう!

 

コメントを残す

*