本表は、シドニー大学の提供するデータベースを元に、代表的な食品のGI値、GL値および糖質量の平均値を割り出したものです。
*高GIの検出(90)もあり。
GI値・GL値とは何か
GI値とは
GI値とはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)といって、食品に含まれる糖質量に応じて、血糖値の上がりやすさを示した数値です。数値が高いほど体内で消化吸収されやすく、血糖値が上がりやすいとされています。それに伴いインスリンの分泌も高くなり、食後の低血糖が発生しやすくなります。
一方で、GI値が低いものは消化吸収に時間がかかるため、血糖値が上がりにくくインスリンの分泌もなだらかです。
低GIの食品を選ぶことが、長期的な健康維持の秘訣といえます。
GL値とは
血糖値の上がりやすさは、糖質の質(GI値)と量によります。GL値とはGlycemic Load(グリセミック・ロード)といって、血糖値が上がりやすい糖質の質と量を一つの数値で表したものです。数値が高いほど、血糖値が上がりやすいとされています。GI値が低くても糖質量が多い食品はGL値が高く、血糖値が上がりやすいため、GI値・GL値共に意識する必要があります。
GL値は、下記の計算式で求められます。
GL値=1食分の食材に含まれる糖質量×GI値÷100
▼血糖値についてさらに詳しく理解する
<参考文献>
The University of Sydney. glycemicindex.com
The University of Sydney. glycemicindex.com