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ピープロテインって何?えんどう豆たんぱく質のメリット&デメリット

ピープロテインて何?えんどう豆由来のたんぱく質のメリット&飲み比べしてみた-yumiid.com

こんにちは!ヘルスコーチのYUMI (@yumiid/@you_me314)です。

私は現在妊娠9か月でして、絶賛お腹の中で人間を作っています。中の人の骨や肉や血管を作るには、たんぱく質が必須。筋トレも続けているので、中の人と私の筋肉がたんぱく質を取り合っている状態です。最近では、トレーニングの強度は下げているはずなのに、筋肉痛が来るのが遅く、そして長引くようになってしまいました・・・。

普段から毎食たんぱく質の多いものを食べるようにしていて、少なくとも体重×1g以上を心掛けています。でもなにせ9キロも増えたし、体内で人間を作っているので、たんぱく質の必要量が増えていると感じます。

そしてある日、爪が割れた・・・(´Д`)

爪やまつ毛や髪の毛など、末端には最後に栄養が行くものだから、爪が割れたり抜け毛があるのは栄養不足の証拠。なんたってたんぱく質は、栄養素を体中に輸送する運搬係でもありますから。

これは・・・
プロテイン取らねば(lll゚Д゚)ノ

でもホエイやカゼインは乳糖が入っているから、乳糖不耐症ぎみな私にはお腹にガスがたまったりお腹を下したりと、大変なことになります。ソイはこちらの記事でも書いた通り、ホルモンバランスの問題とか色々あるので避けたい。

ヘンプは消化しやすいし、オメガ3や食物繊維も豊富だから、しばらく飲んでいましたが、日本から買えるブランドでおいしいのがない。ちょっと歯ざわりが泥っぽいし、フルーツと混ぜてスムージーにしないと美味しくない!

ってことで行きついたのがピープロテイン。今回は、ピープロテインの特徴やメリット&デメリット、効果や味などを紹介していきます!

ピープロテインって何?

ピープロテインってなぁに?-ピープロテインて何?えんどう豆由来のたんぱく質のメリット&飲み比べしてみた-yumiid.com

ピープロテインは、えんどう豆に含まれているたんぱく質を抽出したものです。植物性でアレルゲンが少なく、ソイのようなホルモンの問題もなく、ホエイプロテインと同等のBCAAが含まれていることなどから、海外ではソイに替わる植物性たんぱく質として人気を集めています。

えんどう豆というとあの緑の豆のイメージですよね。え…グリーンピースとか苦手。と思われるかもしれませんが、プロテイン粉末として使われているのは、黄えんどう豆(イエロースプリットピース)の方がメジャーのようです。

世界的なベジタリアンブームやアレルギー人口が増える中、ピープロテインの市場はうなぎ登りで拡大しています。

調査会社のMintelによると、ピープロテイン市場は過去3年間で200%も成長しているとのこと。別の調査会社FMIは、2026年にはピープロテインの市場は1億ドル(約110億円)規模に成長すると予測しています。
どうやらフランスや中国の企業が大規模な投資をしているとか・・・日本企業!何をやっている!急げ!!笑

そんなこんなで、日本でも、ピープロテインもっと流行ってもいいんじゃない?そろそろブーム来てもいいんじゃない?

ってことでピープロテインについて知ってもらいたく、メリットやデメリットなどの特徴をまとめてみました。そして、おすすめのピープロテインをご紹介します。

ピープロテインのメリット&デメリット、特徴や効果とは

主なメリット&デメリットとしては、こんなものがあります。

メリット

1.アレルゲンがなく、ベジタリアンの人にも適している

2.BCAAがホエイ並みに豊富…筋肉増強にも〇

3.消化しやすくバイオアベイラビリティ(生物的利用可能)が高い

4.鉄分、マグネシウムが豊富

5.血糖値の安定&満腹感を与えてくれる

デメリット

1.必須アミノ酸の一つである「メチオニン」の含有量が低い

2.反栄養素のフィチン酸が含まれていることがまれにあり

では詳しく見て行きましょう!

ピープロテインのメリット

1.アレルゲンがなく、ベジタリアンの人にも適している

アレルゲンが少ない-ピープロテインて何?えんどう豆由来のたんぱく質のメリット&飲み比べしてみた-yumiid.com

ピープロテインにはグルテン、乳糖、卵、ソイなどのアレルゲンが含まれていないのが特徴です。プロテインは摂りたいけどアレルギーがあるからちょっと・・・という人や、ベジタリアンの人、ソイの悪影響を気にしている人には最適なチョイスと言えます。

また、ホエイ、カゼイン、ソイは、IgE抗体に反応する即発性アレルギーだけでなく、IgG抗体に反応する遅延性アレルギーとしても気を付けなければならないアレルゲンです。遅延性アレルギーとは、食べたらすぐに反応がでる即発性アレルギーと違って、数時間~数日後に症状の出るものです。よくある症状は、膨満感、便秘、下痢、頭痛などで、後になって出てくるので、アレルギーだと気付きにくいのです。

プロテインを飲むとなぜかお腹を壊すという人は、乳糖やソイに遅延性アレルギーがあることが考えられます
遅延性アレルギーについては、病院で検査ができます。保険適応外のことが多いですが。

ただし、ピーにも全くアレルゲンがないかというとそういうことでもなく、ピーナッツや大豆など豆類にアレルギーがある人は、ピーにも反応してしまう可能性はあります。
また、フルクタンといってイヌリンなどのフルクトースの一部に過敏症がある人は、ピープロテインを摂りすぎると消化不良や膨満感を起こすことがあります。フルクタンは玉ねぎやアスパラガス、小麦などにも入っているので、一概にピーが原因とは言い切れないかもしれませんが。

何でも100%安全というものはありませんし、良いからといってやみくもにそればかり取るのは危険です。通常の食事でとれるたんぱく質の補助的な位置づけで、体調と相談しつつ量を調整していくと良いでしょう。

2.BCAAがホエイ並みに豊富…筋肉増強にも〇

BCAAが豊富-ピープロテインて何?えんどう豆由来のたんぱく質のメリット&飲み比べしてみた-yumiid.com

BCAAって何なのという話の前に、たんぱく質についておさらいしておきましょう。

たんぱく質はアミノ酸の集合体ですが、私たちの体は21種類のアミノ酸を必要としています。そのうち9種類は体内で作ることができないので、食事から補ってあげる必要があります。これを「必須アミノ酸」といいます。

この必須アミノ酸のうち3種類のアミノ酸をBranch Chain Amino Acid(BCAA)と呼び、筋肉の修復や生成に不可欠とされています。

BCAA構成要素
イソロイシン (isoleucine)
ロイシン (leucine)
バリン(valine)

ボディビルダーや筋トレを頑張っている方の間では、BCAAのみを抽出したサプリメントや粉末も人気ですね。

BCAAの中でも特にロイシンは筋肉の修復を直接刺激するとして、欠かせない要素です。
ピープロテインにはホエイと同等量のロイシンが含まれているので、筋力を本気で強化したい人にも悪くない選択肢です。

フランスの研究機関INSERMが行った研究によると、ホエイよりも筋肉合成が促されたという結果もあります。

また、筋疲労回復や免疫アップに効果的なアミノ酸の「アルギニン」が他のたんぱく質より高く、ホエイの3倍含まれています。

3.消化しやすくバイオアベイラビリティ(生物的利用可能)が高い

ホエイ、カゼイン、ソイは、摂取後すぐに症状の出る食物アレルギーのアレルゲンである上、摂取数時間後~数日後に症状が出る「遅延性アレルギー」としてもよくあるアレルゲンです。

食物アレルギーはIgEという抗体に反応する一方、遅延性アレルギーはIgGという抗体に反応し、症状が遅れて出てくるので気づかれにくいのです。症状としては、膨満感、下痢、便秘などの消化器系のトラブルから、頭痛、関節痛、疲労感、睡眠の質の低下など、実に色々なものがあります。

いわゆる乳糖不耐症、グルテン不耐症などは、IgG抗体が反応している遅延性アレルギーになります。

遅延性アレルギーは個人差があるので、ピーにも全くないとは言い切れませんが、ホエイ、カゼイン、ソイほど一般的ではなく、消化器系のトラブルが出にくいことから、比較的消化しやすいたんぱく源と言えます。

また、食べ物の有効性をはかる上で、バイオアベイラビリティ(生物的利用可能)といって、消化の過程で吸収される栄養素の割合が重要となります。小難しい用語ですが、体内でその栄養素がどれくらい循環されて、どれくらい利用されたか。一言でいうと体内での吸収率のことです。
アミノ酸がいっぱい入っていたとしても、体内で効果的に吸収されなかったら意味がないですからね。

諸説ありますが、ピープロテインのバイオアベイラビリティは、ホエイと同じくらいといわれています。
特に、ピーは米たんぱく(ライスプロテイン)と相性が良く、組み合わせるとバイオアベイラビリティが85-90%になるという情報もあります。

ピープロテインの中には、玄米プロテインがブレンドされている製品もあるので、吸収率にこだわるのであればそういったものを選ぶと効果的かもしれませんね。

4.鉄分、マグネシウムが豊富

ピープロテインには現代人が不足しがちな鉄分やマグネシウムが豊富に含まれています。

鉄分は酸素の輸送を助けるので、不足すると貧血ぎみになり疲れやすくなったり、息切れしやすくなったり、頭痛や動悸の原因にもなります。

出産直後は大量の出血があって、貧血になると聞きます。鉄分のサプリを飲まされて便秘になって辛かったという知人もいましたので、私はピープロテインを入院バッグに忍び込ませようと思います(笑)。

ピープロテインにはマグネシウムも豊富。マグネシウムはカルシウムの吸収を助けるほか、筋肉の働きやたんぱく質の合成にも密接にかかわっています。また、睡眠の質を向上したり、心臓や脳の健康増進にも良いとされています。マグネシウムは魚介類にたくさん含まれているので、お魚が苦手でほとんど食べないという人は、ピープロテインを活用してもいいかもしれませんね。

5.血糖値の安定&満腹感を与えてくれる

血糖値安定-ピープロテインて何?えんどう豆由来のたんぱく質のメリット&飲み比べしてみた-yumiid.com

ピープロテインには血糖値を安定させてくれる働きもあります。

トロント大学の研究によると、ピザを食べる前にピープロテインを与えられたグループとそうでないグループを比較したところ、ピープロテインを食べたの方が血糖値が上がりにくいという結果が出ました。

ネスレが行った研究では、ピープロテインとカゼインは、他のプロテインに比べて高い満腹感を与えてくれるということがわかっています。

また、ピープロテインはゆっくりと消化されるので、これも満腹感の持続に貢献しているようです。

妙な食欲が抑えられなくて困っている人や、妊婦さんにも良さそうですね。
確かに私も、ピープロテインを飲まなかった日に比べると、飲んだ日の方が食欲が抑えられているのを感じます。

その他、ピープロテインは植物性なのでコレステロールがゼロだったり、中性脂肪や血圧を下げる働きがあるなど、色々な研究で有効性が示されています。

メリットはさておき、デメリットも見て行きましょう!

ピープロテインのデメリット

1.必須アミノ酸の一つである「メチオニン」の含有量が低い

BCAAの部分で、必須アミノ酸について書きましたが、9種類の必須アミノ酸すべてを含むたんぱく源を「完全たんぱく質」といいます。

肉、魚、卵、乳製品などの動物性のものは完全たんぱく質ですが、植物性で完全たんぱく質なのは、大豆、キヌワ、ヘンプなどがあります。

ピープロテインも植物由来の完全たんぱく質ですが、必須アミノ酸のうちメチオニンの含有量だけ低くなっています。

必須アミノ酸のバランスを表した数値で「アミノ酸スコア」というものがあります。1を最高として、ホエイやカゼインは1ですが、ピーは0.893とされています(Wikipediaより)。

でもメチオニンは、米や肉など普段の食事に豊富に含まれているので、通常の食事を摂っていれば不足することはありません。メチオニンはお米に豊富なので、ピープロテインに玄米プロテインを混ぜているブランドも多いです。

なのでこのデメリットは一日三食ピープロテイン、とかにしない限り簡単に克服できそうです。

2.反栄養素のフィチン酸が含まれていることがまれにあり

フィチン酸とは、植物がたんぱく質を合成するために自然につくられる成分のことです。多くの豆類、穀物、種などに含まれており、えんどう豆の中にも存在します。
ただし、プロテイン粉末になるために、食物繊維やでんぷん質が取り除かれる過程で、フィチン酸もほとんど取り除かれています。

 ピープロテインが良いからといって、生のえんどう豆をバクバク食べなければ、懸念するほどでもないでしょう

これは各ブランドの製法によって異なってくる部分もあるので、あまり安くて粗悪な製品を選ばないようにしたほうがセーフです。

その他のデメリット

ピープロテインのその他のデメリットとしては、味という声も。えんどう豆なので、どうしても独特な豆っぽさがあります。ただ、チョコレートやバニラなどのフレーバーつきのものを選べば、私個人としてはさほど気にならないです(そもそもプロテインというもの自体、美味しいから飲むものというよりは効果を求めて飲むものなので笑)。

後は、ホエイを使い慣れている人には溶けにくいという声もあるようです。これもコップにスプーンで混ぜるのではなく、ちゃんとプロテインボトルでシェイクすれば混ざりにくいという感覚はなかったです。
ちなみに私は水か砂糖不使用のアーモンドミルクとシェイクして飲んでます。

で、ピープロテインってどこで買えんの?

日本のジムやフィットネスサプリの店では、ホエイやカゼインがメジャーで、植物性のたんぱく質というとソイが大半。ピープロテインはまだあまり店舗では見かけないのが現状です。

Amazon楽天などのオンラインショップではもちろん、iHerb(アイハーブ)もバリエーションが充実していて、ブランドもフレイバーも色々なものが試せます。

ということで、おすすめピープロテインをいくつかご紹介します。

※2020年2月追記版

ベストなピープロテインを探せ!おすすすめ3ブランド

ピープロテイン一つ取ってもあまりにも種類が多いので、わたくしの健康オタクフィルターにかけさせていただき、この2つを軸にブランドを選びました。

・非遺伝子組み換えのえんどう豆を使用
・人工甘味料や血糖値を急上昇させる甘味料を使っていない

1.Anoma Protein

ピープロテインって何?ベストなピープロテインを探せ!ANOMAプロテイン

Anoma Proteinは日本のベンチャー企業が開発・販売しているプロテインです。
ピープロテインはホエイやソイに比べて、豆っぽさが気になるという人が多いのですが、Anoma Proteinはすごくサラサラしていて、味もくせがなく美味しいです。

Anoma Proteinはピープロテインとライスプロテインがミックスされているので、前述のメチオニンが足りない問題も解決された、バランスの良いプロテイン。

ホエイプロテインの2.5倍のアルギニンと、BCAAも追加配合。筋肉増強にはホエイより劣ると思われているピープロテインですが、これで解消ですね。

また、人工甘味料や砂糖も不使用で、グルテン・アレルゲンフリー。
子供にあげても安全な成分なので、たまに娘のおやつ代わりに飲ませることもあります。

アーモンドミルク(砂糖不使用)とまぜると美味しさがアップして、なおよし!

少しお値段は張りますが、味的にも成分的にもクオリティが高いです。

ピープロテインって何?ベストなピープロテインを探せ!ANOMAプロテイン

使いやすいスプーン付き。これを2杯半で30g、たんぱく質20.4gを摂取できる。