こんにちは!フィットネストレーナーのYUMIです。
週1で開催しているBSM Lifeのオンラインクラスの前に、ラウンジタイムといって参加者さんとおしゃべりをする時間があります。世間話から健康お悩み相談、育児の話、時にはお子さんと英会話など、わいわいおしゃべりする癒しタイムになっています。
そのラウンジタイムで、お子さんを初めて飛行機に乗せたら耳抜きが上手くできなくて大変だった、というお話しを伺いました。
我が家は娘が0歳の時から日米の長距離フライトなどあちこち飛び回っているので、何気なく使ってきた耳抜きハックが意外と皆さんの役に立つのかなと思い、記事にまとめてみました。
子供の耳抜きポイント1:離陸と同時に何かを飲ませること
子供の耳抜きのコツは何か飲ませることに限ります。ただし、タイミングの調整が必要です。
飛行機に乗ってすぐは早すぎるし、飛行機が動き出してからでも早すぎます。
飛行機が離陸体勢に入って、ガーッ!!と走り出し、ふわっと浮かぶ瞬間に「はいっ!」と飲み物をわたすか、おっぱいに吸いつかせます。
耳抜きが必要なのは離陸してから機体が上空で安定するまでの間です。それまでの間に飲む動作をさせていれば、子供の耳抜きは余裕です!
子供の耳抜きポイント2:しばらく飲んでいられる飲み物を選ぶ
赤ちゃんの場合、言わずもがな母乳かミルクですね。ただ、離陸の瞬間までに授乳を終えてしまってお腹いっぱいだと、肝心な時に飲み続けてくれないので、授乳タイミングをうまく調整する必要があります。
授乳が終わっている子供の場合、水やお茶のようなものよりも、パウチ式のジュースなどの方が、離陸から上空で安定するまでの約5~10分間もたせることができます。
ただし、当然液体なので、荷物検査の時に没収されてしまうことがありますが、最近では未開封の液体や小さなものは持ち込めることもありますので、航空会社の規定を事前に調べてみてください。
万一没収されてしまった場合でも、日本の空港には大概ストローつきのパックの飲みのが売っていますので、それで代用すると良いです。
トイレのタイミングも気を付けて
おむつが外れている子供の場合、気を付けたいのがトイレのタイミング。飛行機が動き出してから機体が上空で安定するまで、トイレに行くことはできません。子連れだと優先搭乗で先に乗せてもらえることが多いので、搭乗から機体が動き出すまで長いと4~50分かかることもあります。ですので、飛行機に乗る直前はもちろん、機内でも一度行かせておくのがおすすめです。
トイトレが済んだばかりで心配な子供には、この時だけはおむつを履かせておいても良いかもしれませんね。
4歳を過ぎたら耳抜きの仕方を教えよう
4歳くらいになってくると物分かりも良くなってきますので、以下のような耳抜きテクニックを教えてあげましょう。
・口を大きく開けてあくびのような動作をする
・鼻をつまんで唾を飲み込む
慣れてくると「耳抜きしなきゃ!」と自分からやってくれるようになりますよ。
着陸の時も同じ要領で耳抜きを
着陸は離陸の時よりもゆるやかに下がっていくので、自然に耳抜きができることが多いですが、ぐずるようであれば同様のテクニックを活用します。
ですので、初めてのフライトの場合は飲み物を一人につき2本持参してみてください。
寝かせてしまうのも手
寝てしまうと耳抜きが必要ないので、ねんねタイミングを離陸時間に合わせるのもおすすめです。これは、よく寝る赤ちゃんや、睡眠のタイミングが整っている子供に使えるテクニックです。
離陸が始まると他の子供たちも耳抜きができずにぐずり始めることがあります。そして、眠くても他の子の声で起こされてしまうため、ぐずぐずが悪化するという最悪なループに陥ったり…。
特に夜の便の場合は、夕食と歯磨きを搭乗前に済ませておき、飛行機に乗ったらすぐに寝かせてしまうと楽です。(寝てくれれば、の話ですが)
ですので、ねんね対策グッズの持参もおわすれなく!
・アイマスク
・子供用イヤホン
・お気に入りのブランケット
など
我が家は日本⇔アメリカ間を往復することが多いのですが、日本⇒アメリカ便の場合は必ず夕方発のフライトにしています。離陸後1時間くらいで機内食が出るので、それまでちょっと機内エンターテインメントを楽しませて、夕食後歯磨きしてすぐ寝かせています。
フライト予約の時点で、お子さんの昼寝・夜寝のタイミングを考慮してプランを組むと良いですよ!
ちなみにアメリカでは子供用のメラトニンも売られています。私はまだ使ったことはないですが、小児科医に相談の上、取り入れてみるのもアリかもしれません。私自身は夜間フライトでメラトニンを使うのですが、泥のように眠れます(笑)。時差ボケの調整にも便利です。
風邪で耳の痛みが悪化も。フライト前から風邪対策を!
耳抜きをしっかりしたはずでもフライトで耳が痛くなることがあります。鼻風邪を引いている時や、風邪が治りかけの時は、軽い中耳炎になっていることも。そういう時は耳にかかる気圧がうまく調整できず、耳の痛みや頭痛につながります。(何度も経験しましたが頭がカチわれそう、かつ逃げ場がなく本当に辛いです…)
フライト前から風邪を引かないように気を付けるのはもちろんのこと、風邪を引いてしまったら病院に行き、耳の状態を見てもらいましょう。我が家もフライトの直前に誰かが風邪を引いてしまうことが常にあるのですが、中耳炎が生じているのを発見してもらえれば、事前に抗生物質をもらったりして対策ができます。
飲み物の飛び出しに注意!
フライトに慣れている人なら誰しもやらかしたことがあると思いますが(笑)、ペットボトルやストロー式の飲み物は気圧の変化で上空にいくとビュー!っと噴水のように飛び出すことがあります。本当にマーライオンのように飛び出るんですよ。
ペットボトルは未開封のものであれば大丈夫ですが、一度開けてしまうと飛び出ます。なので、開けるときはタオルでキャップを囲い、空気を外に逃がすようにゆっくりキャップを回してみてください。
ストロー式の水筒の場合は、ストローを出す前に大本のフタを一度ひねって空気を出してから使用しましょう。
ちなみに着陸後も同じことが起こるので、同じく注意してくださいね!
最後に
子連れのフライトは何かと心配事が多いものですが、事前対策と準備をしっかりしておけば、快適な旅を楽しめるはず!
長々と書きましたが、とにかく離陸直前に何か飲ませる!それで子供の耳抜きを手伝ってあげてくださいね^^