健康トラブル

【運動したらおりものが増えた!?】気になる原因と、おすすめ対策アイテム!

運動のあとにトイレに行って、「あれ?なんかいつもより…多い?」と、おりものに驚いたことはありませんか?また、運動中にドロっと出てきて、「まさか尿漏れ?!」なんて思ったことも?!

実はそれ、よくあることです。

とはいえ、「運動したからおりものの分泌が増えた!」というよりも、運動によって“振動”が加わることで、膣の中にたまっていたおりものがストンと下に降りてくるだけなんですね。
まさに、物理的な話。

私たちの体って、意外と重力には忠実なんです。

実はおりものの量は、周期によって変わります

でも、毎回運動のたびに「わぉ!」ってなるわけじゃない、という方もいるはず。
そう、実はおりものの量は、ホルモンバランスによって周期的に変化するんです。

たとえば…

  • 排卵期は、透明でびよ~んと伸びるようなおりものが増えがち。
  • 生理前は、ちょっとドロッとした感じのおりものが出ることも。
  • 生理直後、「もう終わったと思ったのに茶色いのが…!」って時は、運動で“残りもの”が降りてきたパターンも。

…つまり、「運動 × おりもの大量」の正体は、「時期+振動」コンボの仕業というわけです。

また、妊娠中は女性ホルモンの分泌が増えるため、運動後もおりものが多くなる傾向にあります。

産後には増えやすくなる、運動後のおりもの

さらに、産後に運動して、おりものの量が異様に多いな?!と驚いたことがある人もいるかもしれません。

産後の運動は、1ヵ月検診から許可されることがありますが、実は骨盤底筋群(膣や肛門のまわりの筋肉)の治癒にはもっと時間がかかります。

回復に必要な時間は一般的に考えられているよりも長く、6ヵ月~1年かかるといわれています。会陰切開や損傷をともなう経腟出産、そしてBMIが高めの人においては、1年たっても回復しないケースもあります(1)。

骨盤底筋群の筋力が低下していると当然、おりものを膣内にとどめておく力が弱くなるため、運動による上下運動のため、おりものが一度に大量に降りてくることがあります。

気になるときは、おりものシート…?

「おりものの変化は自然なこと」と頭ではわかっていても、やっぱり気になるときってありますよね。
そんな時は、おりものシートをうまく味方につけましょう。

……と、ここでひとつ声を大にして言いたい。
市販のおりものシート、成分見たことあります?

フタル酸エステル、BPA、香料、フェノール、さらにはダイオキシンが含まれていることもあるんです(2)。こういった物質は、膣から体内に吸収され、ホルモン撹拌物質として作用することがあります。つまり、生理用品が原因でホルモンバランスを崩すことがあるということです。

いや、吸収率とか肌ざわりとかパンティの付着性とか考えてのことだと思いますが…それで結果生理辛くなったら、本末転倒ですよね。(消費者なめてんのか?!ふざけんな!!🤬)

そこで私も布ナプキンならぬ布おりものシートなども試したのですが、どうしても運動するときはヨレやすいし、洗うのが面倒なんですよね!!

よく布ナプキン派の人が「水に浸しておくだけだから楽だよ❤」と言うのも聞きます。
ですが、その「水に浸しておくのが面倒!」なんですよねぇ。

そして、「ナプキン水の入ったたらいを家族からどう隠したらいいんだ?!(アパート暮らしスペースない泣)」問題。

さらに切実に「娘のおむつ変えるのに忙しいのに、自分のおりものシートまで手間かける気力と体力が残っていない…」などの悩みがありました。

忙しいママには、やっぱり使い捨てのおりものシートが楽なんですよね。

そんな私がたどり着いた“おりものシート沼”の出口

何年もおりものシート迷子だった私が、ようやくたどり着いた答えが
🌿 Natracare(ナトラケア)のオーガニックパンティライナー

  • オーガニックコットン100%
  • プラスチック・塩素不使用
  • 粘着剤までBPAフリー
  • 香料ゼロ

しかも、なんとTバック専用タイプまである!
年中T派の私には、まさに救世主でした(日本のメーカーにはないですよね)。

オーガニックコットン製で、ケミカルなものは不使用。そのため、どうしてもケミナプに比べると時間がたつとケバケバ感はありますが…体にも地球にも優しいし、そのままゴミ箱に捨てられます(コンポストもできるそうです)!

私と同じようにおりものシート迷子の方は、ぜひ試してみてくださいね♪

ちなみに、生理には月経カップを利用しています。
▶関連記事:月経カップのメリット・デメリットとちょっと詳しすぎる使い方

運動後に血が混じっていたら?

「おりものに血が混じってる…」そんなときは、少しだけ立ち止まってみてください。

  • 排卵による軽い出血かも?
  • 生理の始まり・終わり?
  • 運動で“最後の一滴”が出てきた?

というように、周期的な理由で説明できることも多いですが、
「なんかいつもと違うな」「量が多すぎるな」と感じたら、必ず医師に相談を。

おりものって、ちょっと地味だけど、体が送ってくれる重要なメッセージなんですよね。

見逃さず、やさしく受け取ってあげてください。

おまけ:運動と排卵期、実は相性いいんです

ちなみに、排卵期にはおりものの量が増えやすいですが、この時期はエストロゲンの影響で、体の回復力も高まりやすく、エネルギーも出やすいタイミング。

運動するなら、ちょっとチャレンジメニューを入れてみるのもおすすめです。

もちろん、妊娠を希望していない方は避妊もお忘れなく😉

おりものって、ちょっと奥が深い

「運動 おりもの 大量」で検索してこの記事にたどり着いたあなた、 「ただの下着汚れ」だと思っていたその現象、 実はあなたの体が一生懸命働いてる証拠かもしれません。

ちょっと面倒だけど、ちょっと大切な話。

自分の体のサインを、見て見ぬふりせず、ちゃんと受け止めてあげてくださいね🫶

生理やPMSの悩み、ひとりで抱え込まないで

私自身も、生理痛やPMS(PMDD)に悩んだ時期がありました(そして現在進行形で今だ悩むことはあります!)。ですが、ライフスタイルや食事の改善で、ひどい生理痛も軽くなり、PMSともうまく付き合えるようになりました。

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