こんにちは!ヘルスコーチのYUMI (@yumiid/@you_me314)です。
筋トレのビデオを日々SNSに載せていますが、私が筋トレを習慣的に始めたのは約3年半前のこと。
アメリカに引っ越して、住みはじめたアパートには無料のジムがついていました。せっかくあるので利用しなきゃもったいないねということで、毎朝夫婦で行き始めたのです。
朝起きて、バナナ一本を半分ずつ食べて、ジムへ向かう。そんな習慣を2年間続けました。
東京に戻って来てからは、ジム付きのマンションなんてほとんどないですし、あっても家賃が高すぎるので断念。
でも朝に運動する習慣は失いたくなかったので、家で筋トレをするようになりました。
今回は、3年半続けたからこそ実感できた筋トレによる変化をまとめてみました。
ただし、食生活や睡眠の改善と併せた効果なので、筋トレだけのおかげとは言いづらい部分もありますが、その中でも筋トレの貢献が大きいと思うものをピックアップしました。
3年半毎朝筋トレを続けてきた私が実感した、筋トレによる変化
1.疲れにくくなった
以前の私はというもの、ショッピングモールをちょっと歩いただけでもぐったり疲れてしまう弱子。姉に真剣に心配されるほどでした。笑
一日活動したら疲れ切って、夕食を作る気力もなかったりして、ソファーやベッドでだらだらと過ごして一日を終えていました。
が、今は一日忙しく仕事をした後でも、夕食を作る余裕があるし、本を読んだりブログを書いたりと、自分の好きなことをする余裕もあります。
長期の出張や早起き、一日中立ちっぱなしでも、次の日に過度な疲れを持ち越すことはなくなりました。
これも体全体の筋肉量が増えたことが大きいのではないかと思います。
今でもストレスを感じている時や生理前は疲れやすいときはありますが、以前に比べたらぜんぜんです。
今は20代前半の頃よりもずっとずっと元気です!
それでも筋トレで疲れてしまうという人は、何か原因があるのかもしれません。こちらの投稿を参考にしてみてください。
2.冷え性・寒がりが改善した
冬にはヒートテックを2枚重ねをした上にセーターやジャケットを着こむというのが当たり前で、それでも寒かったのですが、今はヒートテックを着てしまうと暑すぎると感じることすらあります。(近年の暖冬と、ワシントンDCの冬が寒すぎたので感覚が麻痺したのかもしれませんが。)
あと、昔は末端冷え性で、手足が氷のように冷たい女でしたが、今は手が常にぽかぽかしているので、チョコレートが溶けやすくて困っています。笑
3.寝つきが良くなった
ベッドに入ると本気で3秒で寝れます。
これは筋トレそのものということよりも、朝に筋トレしていることが大きいと思います。
詳しくは「夜ぐっすり眠るためにできる10のこと」にまとめてありますが、朝運動することで昼間のホルモン「コルチゾール」が十分に分泌されます。そして、15時間後に睡眠時間が近づくと睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されるように体内時計がセットされ、入眠しやすいコンディションに持って行ってくれるのです。
運動をすると体が十分に疲れるので、夜眠くなりやすいというのもあると思います。
私の旦那も朝の運動からはしばらく離れていましたが、最近また朝に近所のジムに通い始めました。自分は夜型だと思っていたそうなのですが、朝運動しているせいか、夜になると眠すぎて12時以降はもう起きていられないとのことです。寝つきも睡眠の質も良くなったと実感しているようです。
昔は電気がなかったし、そんなに夜遅くまで起きていられませんでしたから、夜型なんてものは本来ないんです。人間は本来、日が昇ったら起き、日が沈んだら眠るようにできていますので、みんな朝型なんですよね。
4.ストレスに強くなった
筋トレというのは体に負荷をかけることです。一度負荷をかけると、その部分の筋繊維が切れ、そこが修復されて強くなります。そして、次はさらに強い負荷に耐えることができるようになっていきます。
メンタルも体と一緒で、体が高負荷に耐えられるようになるにつれて、メンタルも強くなっていっていきます。
今でもストレスをため込みやすい方ですが、以前に比べたらここぞという時に無理がきく体&心に作り変えられてきていると実感しています。
5.気分が安定した
筋トレをするとテストステロンが分泌されます。テストステロンとは男性ホルモンですが、「やる気」をアップさせるホルモンで、女性にも欠かせないホルモンです。
テストステロンは年齢を重ねると分泌量が減って来るので、中年の男性がうつ病になりやすいのは、テストステロンが低下することが原因の一つとされています。
また、運動をするとエンドルフィンというホルモンが脳から分泌されます。エンドルフィンは多幸感をもたらしてくれるホルモンで、モルヒネと同じような働きをします。
運動をした後に気分がスッキリするのはこのためです。
以前の私はかなり気分にムラのある人間でしたが(特に生理前)、今は昔と比べ物にならないくらい安定しています。これも筋トレの効果の一つだと思っています!
しっかり筋トレするとやっぱ気持ちいいし気分もいい〜!!
— yumiid@ヘルスコーチ (@you_me314) 2018年2月1日
ここ数日間なんだかもやもやした気分だったんだけど、とある撮影のため4時間くらい筋トレしてたらなんだか曇ってた思考が晴れてきた。エンドルフィンとかノルアドレナリンのおかげなんだろうけど、今までもこうやって運動することにどれだけ精神的に救われてきたことだろうか。
— yumiid@ヘルスコーチ (@you_me314) 2017年11月27日
6.階段を上るのが楽になった
脚に筋肉がついたので、階段を上るのが楽ちんになりました。
階段を上るときは基本一段抜かし。その方が上る階数が少なくて済むしね!笑
7.脚が浮腫みにくくなった
私は脚がすぐに浮腫んでしまう体質で、いわゆる下半身デブ。
二十代前半は脚が太いのがコンプレックスで常にレギンスを履いていました。
でもスカートの下にレギンスを履くという流行りも、とっくにすたれましたよね。泣
そもそも脚が浮腫むのは、リンパ腺に老廃物が溜まってしまうことが原因の一つ。リンパ腺は血管のように弁がないので、ポンプのように自動的に下から上に流れて行くことはできません。自分で動いてあげることで、流してあげるしかないのです。
今でも全く浮腫まないわけではありませんが、浮腫んでもお気に入りのスキニーパンツが無理なく履ける状況なので、これも筋トレと運動習慣のおかげと言えるでしょう。
▼脚の浮腫みにお悩みなら
8.人助けできる
普段から筋力をつけておくと、誰かのために重いものを持ってあげたりすることが、無理なくひょいっとできるようになります。
体力もついてきましたので、誰かのために何かを取りに走り回ったりする時も、これくらいでは自分は疲れないということを知っていますので、どこか心に余裕があるわけです。
それで誰かに感謝される度、あぁ、普段から鍛えていてよかった!と心から思うんですね。
9.自分の自信につながる
何事でも、何かを長く続けることは自分の自信につながります。「あぁ自分って続けられるんだ、ならこれもできるはず」と思えるからです。
また、体が強くなることで、ハードな状況でもどこかで「自分は大丈夫」と思えるようになったと思います。
トレーニングは辛いときもありますが、その経験を重ねれば重ねるほど、体は強くなります。これはトレーニングに限ったことではありませんが、辛いことを経験して乗り越えるたび、新しい自分の可能性をアンロックしているようなものです。辛い地点を通過している時は逃げたくなりますが、通り越したときに、今までに見たことのない新しい景色が広がっているのです。
—
と最後は精神論的になりましたが、まとめます。笑
習慣的な運動は血管を強くし、血流を良くし、動脈硬化や心臓病、癌などの病気の予防になります。
また、女性は閉経後、骨粗しょう症になりやすくなりますが、運動をすることで、摂取したカルシウムやマグネシウムが骨にスムーズに摂りこまれやすくしてくれます。
自分への長期的な投資と思って、朝の筋トレ習慣始めてみませんか?
すぐには効果はでないかもしれませんが、長く続ければ続けるほど、後々続けて良かったと心から思うことでしょう。3年半続けた私が言うんだから間違いなし!
とはいえ、いきなり筋トレといっても何から始めていいかわからないですよね。
意気込んでジムに申し込んだものの、マシンは使い方がいまいちわからないし、フリーウェイトエリアはガチ筋トレな人々であふれててなんか怖い・・・
そんな方はまず、自宅でできる自重トレから始めるのがおすすめです。
私のYouTubeやInstagramでは、隙間時間でできる「ながらトレ」や、日々取り入れられる自重トレのメニューなどをアップしているので、ぜひ見てみてくださいね。
まずは小さいことから始めることが、継続の秘訣ですよ!
それでは、筋トレ習慣をつけてもっともっと健康に!