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ソーシャルメディアに依存してない?SNSの脳への影響とは

ソーシャルメディアに依存してない?SNSの脳への影響とは

今日はみんな大好きソーシャルメディア(SNS)の話です。

つい10年ほど前にmixiが広まってから、Facebook、Twitter、Instagram、Snapchatなど新しいSNSが続々と誕生し、今やSNSは私たちのソーシャルライフには欠かせない存在になっていますよね。

幼稚園の友達から大学の友達、同僚からランダムにパーティーで出会った人とまで、ひとまとめに繋がることのできるSNS。昔は遠い存在だった著名人や芸能人などが、今何をしていて何を考えているのかが、小学校の友達の投稿と同じタイムライン上に流れてきたりするのは、十数年前には考えられなかった現象です。

 

私は仕事柄Facebookをよく使います。Facebookがビジネスにおけるライフラインのようにもなっています。特に海外で出会った友達とリアルタイムで繋がれるので、留学時代の友人などにFacebook経由でお仕事を頼んだり、逆に頼まれたりというのは日常茶飯事で、とても重宝しています。

また、Instagramは皆さんに健康や筋トレのことを発信したり、最近のトレンドをつかんだりするには最高のツールだと思っています。

 

私は16歳の時にアメリカに交換留学をしましたが、その時はSNSなどなく、日本とのつながりは1分150円くらいするプリペイドカードのみでした。

それが2013年から2015年にアメリカに住んでいた時は、SNSがあったので日本がとても近く感じました。

SNSがあるからこそ密に繋がっていられる友人関係や、SNSがあるからこそできる素晴らしい体験があるのは事実です。

 

でも今日私はここで認めます。

私はSNSに依存しています!

 

仕事柄、と前置きしつつ言い訳しましたが(笑)、必要以上にSNSを触ってしまっていることは自覚しています。

仕事が行き詰まるとそそくさと喫煙所に足を運ぶ喫煙者のように、いつも無意識にFacebookやInstagramを開いてしまいます。

ちょっとした待ち時間の時、手持無沙汰になるとついついFacebookやInstagramを見ずにはいられなくなります。

 

皆さんも思い切って認めてください。

あなたもSNS中毒になっていませんか?

 

いいね!をもらうと放出する快楽ホルモンドーパミン

ピコっと光る赤い通知に、何とも言えない満足感を得ていませんか?

それもそのはず、自分の投稿にいいね!をもらったり、SNS上で自分の考えを開示したりすることで、快楽ホルモンのドーパミンが放出するからです。

ドーパミンが出るのはこんな時です。
ハグされた時、運動してスッキリした時、上司に仕事を褒められた時、買い物に行って好きなものを手に入れた時、セックスした時・・・そう、ドーパミンは「ご褒美」のような役割を果たすホルモンなのです。

私たちがSNS上でいいね!したり、されたり、シェアしたり投稿したりすることで、毎回ドーパミンが出されます。だから脳はドーパミン欲しさについついSNSに手を伸してしまいます。これがSNS中毒の原因の一つです。

また、ドーパミンは交感神経系のホルモンですから、夜中までSNSを開いていると交感神経を刺激し、睡眠を阻害してしまいます。

それ以前に、夜中にデバイスを使っているとブルーライトの影響で脳は昼間と勘違いしますので、昼間のホルモンコルチゾールが分泌され、睡眠時に出るべきはずのメラトニンの分泌が阻害されてしまいます。

夜遅くまでSNSを触ることは、次の日の倦怠感や生産性低下に繋がっているのです。

参考:
夜ぐっすり眠るためにできる10のこと

 

複数デバイスやSNSを行き来することで脳に負担がかかる

スマホやSNSが普及するつい十数年前は、メールはせいぜい携帯メールとPCメールの1個ずつが普通でした。でも今はやれgmailだ、やれFacebookメッセンジャーだ、LINEだと、あちこちに色んな人から連絡が来ますよね。実はこういったマルチタスクって脳にとってはすごく負担なのです。

マルチタスクは効率良い人の代名詞のように感じますが、一つの作業をしている時に、別の通知が来て気を取られ、またもとの作業に戻ってくるたび、切り替え(スイッチング)が行われています。この切り替え作業はスイッチングコストと言われ、一つの作業を完了させてから別の作業に移った場合と比べ、非効率であることがわかっています。

また、このスイッチングは脳にとって非常に負担となります。

一日中この状態だと、脳は知らず知らずのうちに疲弊してしまいます。

私は緊急を要するメールやメッセージを待っている時でない限り、基本的には携帯電話をサイレントモードに設定しています。何か集中力を有する作業をする時は、メールが来るブラウザとは別に調べもの用のブラウザを開いて、作業を終わらすようにしています。

メールはまだしも、すべてのSNSの通知をオンにしているのは賢明ではないかもしれません。通知に気を取られるたびに脳ではスイッチングが行われ、貴重な脳のエネルギーを費やしてしまっています。

 

SNSは中毒者を生み出すべくあの手この手を使っている

最近Facebookの投稿にいいね!されると、このようなアニメーションでリアクションマークがぽぽぽぽ~んと出てくるようになりましたね。

ソーシャルメディアに依存してない?SNSの脳への影響とは - Facebook Likes

モバイルで再生した時のビデオの機能も、一つの動画が終わると自動的に好みに合わせた動画がどんどん出てくるようになりました。私もこれで猫ちゃんの動画をひたすら何十分も見てしまうということがよくあります・・・

 

ところでみなさん、今までFacebookをはじめSNSにお金を払ったことはありますか?

アプリを買ったり、SNS経由でショッピングサイトに飛び、そこでお買い物をしたことのある人はいるかもしれませんが、SNS利用自体に利用料を払ったことのある人は少ないはずです。

ユーザーからお金を取っていないならどうやって莫大な利益を出しているかというと、企業の広告で稼いでいるんですね。FacebookやInstagramでは巧妙なアルゴリズムを駆使して、特定の地域にいて特定の属性・興味のある人をターゲティングすることができます。

SNS疲れにより、SNSをやめる人、使わなくなる人が増えていますが、SNSとしてはユーザーの滞在時間が減ってしまっては広告効率が悪くなるので困ります。

だからあの手この手を尽くしてもっとSNSにハマらせようとしています。

Facebookのモバイルユーザーは90%と言われています。Facebookは数年前から「モバイルファースト」という戦略を取り、モバイルユーザーが使いやすい(中毒になりやすい)インターフェースを導入していっています。

莫大な研究費をかけて、ITや行動心理など様々な専門家を雇い、SNS中毒者を造り出すのが彼らの狙いです。

 

目的もなくぼーっとスマホの画面に映るタイムラインをなぞっていませんか?

私たちは常に新しいもの、刺激を探してしまっています。ドーパミンの刺激が欲しいのです。まさに情報中毒、新しいもの中毒です。

 

SNSやスマホとの付き合い方について考え直そう

ここで皆さんに問いたいのは、それに踊らされていいのか?ということです。

SNSに夢中になるあまり、本来の自分と違った自分を演じようとしていませんか?

承認欲求を満たすためだけに投稿していませんか?

リアルの人とのつながりよりもSNSを見てしてしまうときはありませんか?

 

SNSとの付き合い方を考えさせられる動画が二つあるので、ここまで読んで下さった方々にはぜひ見てほしいです。

 

【Are You Living an Insta Lie? Social Media Vs. Reality ― by Ditch the Label】

私たちが「SNSウケ」するためにやってしまいがちな小さなウソを短編動画にしています。

他人の投稿を見て、他人の人生が自分よりも良く見えたり、友達と一緒にいるのにスマホばかり見てしまったり。共感できる方も多いのではないでしょうか。

 

【Can We Auto-Correct Humanity? ― by Prince Ea 】

この動画は衝撃的だったので、わざわざ日本語訳して字幕付けました(笑)

もしかしたらYouTubに数日で消されてしまうかもしれませんが、核心を突いた内容なのでぜひ見てほしいです。

スマホを使っている人ならだれもが胸がいたい状況を、ラッパーのプリンス・イーが指摘しています。

 

いかがでしょうか?

SNSとスマホとの付き合い方について考えさせられるかと思います。

 

人といる時はスマホではなくてその人と向き合いませんか。

寝る前はスマホばかり見ずにスクリーンオフ時間を作って脳をいたわりませんか。

ソーシャルメディアから離れて、オフラインでの活動を増やしませんか。

 

外の世界に目を向ければ、スマホの中よりも面白いことが溢れているはずです。

 

それではもっともっと健康に!

 

 


<参考文献>
GIGAZINE TwitterやFacebookが脳に与えている5つの影響とは
SOTT Dopamine behind social media addiction
AFP SNSへの投稿、脳には食事やセックスと似た「ご褒美」に 米研究

ソーシャルメディアに依存してない?SNSの脳への影響とは

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