先日、二組のラブラブカップルさんをグループトレーニングする機会がありました。
せっかくのカップル同士ということで、ペアトレーニングをたくさん取り入れたセッションにしました!
カップルそれぞれ支えあいながら、時にはドSに、肉体の限界にチャレンジする楽しげな会となりました(笑)
さて、井戸本家では旦那も私も長年筋トレしていますが、ひょっとしたら筋トレって男女関係の向上にかなりプラスなんじゃないの?と思っています。
のろけてすみませんが(笑)、結婚5年目なのに、新婚時代よりも年々関係が良くなってきていると感じます。
私は朝、家で10~20分の自重トレーニングをしていますが、旦那もプリズナートレーニングという本の影響でしばらく通っていたジムを辞め、今では家でトレーニングをしています。旦那が頑張って肉体を鍛えている姿は、(のろけてすみませんが)やっぱりかっこいいです。
2人組のペアでおこなうトレーニングはもちろんのこと、それぞれ別々のトレーニングをしていたとしても、身体を鍛えることは男女関係に何物にも代えがたいメリットをもたらしてくれるのでは。
マンネリを解消したい、彼氏・彼女の関係を大切にしたい、という方々にもぜひオススメしたいです。その理由をまとめてみました!
筋トレが男女関係に与えるメリットとは?
1.お互い切磋琢磨できる
大人になって仕事をしていると、仕事以外の部分で何かを頑張っている姿をパートナーに見せる機会というのが減ってしまうものです。
学生時代だったら課題とか文化祭とか、何かに向けて一緒に取り組む機会がありますよね。そんな中、相手の頑張っている姿を見てひそかに「かっこいいな」とか「支えてあげたい」と思ってときめくこともあります。
その失われたときめきを与えてくれるのが、筋トレ!
お互いが自分の肉体に真剣に向き合うのを目にすることで、「頑張ってるな」「自分も頑張らなきゃ」と思うことができます。お互い尊敬し合えるのです。
そして、頑張りを褒め合うことで報酬系ホルモンの「ドーパミン」が分泌されますので、さらにやる気アップにもつながります。
2.話題が増える
長年付き合っていたり一緒に暮らしていると、話す話題がなくなってくるものですよね。
でもお互い筋トレをしていると、何かと話す話題が増えます。
今日やったメニューから、筋トレのコツ、筋肉の名前から、体の変化まで…果てしなく話題が広がります!
筋トレにかかわらず、パートナーと共通の趣味を持つことで会話が豊かになるものです。
何かを一緒に始めてみるというのは、マンネリ防止には良い対策だと思います。
3.食事も改善される
筋トレを始めると、筋肉を効率よく育てるために食事も何かと改善したくなるものです。
せっかく汗水流して筋トレをしているのに、お菓子や炭水化物ばかり食べていては筋肉は育ちません。
ボディービルダーの方に言わせると「筋肉のエサ」、そう、たんぱく質を摂取しなければなりませんね。
そうなると、自炊のときも外食のときも、自然とたんぱく質多め、糖質少なめを選ぶようになります。
健康的な生活改善は、一人より二人の方が続けやすいんです。二人の将来の健康のためにもプラスになりますね。
4.お互いの体の変化を楽しめる
筋肉は嘘をつきませんから、鍛えれば鍛えるほど育ってくれます。
そうすると男性の腕や胸には隆々とした筋肉が付き始め、女性はくびれて引き締まったボディ、そしてきゅっと上がったお尻になってきます。
筋トレをしていると、モリモリとカッコよく&セクシーになっていくのです。
そうすると、お互いを褒めたくなりますよね。先にも書いたように、褒められるとドーパミンが出て、さらなるやる気に繋がります。
お互いさらにカッコよく&セクシーになってくると、冷え切っていた夜の生活にも希望の兆しが見えるかもしれません(笑)
ということで私はひそかに、筋トレは日本の少子高齢化を救うカギなんじゃないかと思っています(笑)
5.触れ合うことで幸せホルモンのオキシトシンが分泌される
2人組で一緒に筋トレをすると、体を押さえてもらったり、ストレッチし合ったり、お互いの体に触れ合う機会が増えます。
人間は、他の人に触れると「オキシトシン」というホルモンを分泌するんですね。オキシトシンは、幸せ&安心感を高めてくれるホルモンです。愛情ホルモンとしても知られています。
オキシトシンには血圧を下げ、免疫を上げ、痛みを和らげる効果もあります。
不安感を減らし、幸福度をアップさせてくれるのです。
筋トレしながらオキシトシンも出せたら最強じゃないですか?
筋トレにかかわらず、ふだんパートナーに触りまくってオキシトシンを出しましょう(笑)。
ボディタッチはある種の健康法です。
6.外面だけでなく内面も変わってくる
体を鍛えることが精神的な成長にも繋がることは、多くのアスリートたちが証明してきた通り。アスリートほど鍛えなかったとしても、負荷に耐えられる肉体は、精神的ストレスにも強くなるものです。
ストレスに強い心と体は、ぶれにくいのです。ちょっとした嫌なことがあっても、鍛えていなかった時よりもお互いに対して寛容になれるかもしれません。ケンカも減るかもしれません。
現に私たち夫婦はめったにケンカしません(一年に一回あるかないかです)。
心も体も変わってくると、お互いの努力を素直に尊敬し合えるようになります。
何よりも、精神的に成長すると、相手に自分の感情的ニーズを満たしてもらわなくてもよくなります。
同じ目標を目指して、ともに成長し合える関係になれるのです。
幸せかどうかは、結局のところ良好な人間関係で決まる
幸福度というのは、お金やステータスではなく、人間関係の豊かさで決まると言われています。ハーバード大学が75年間にわたり続けいている調査でそれが証明されています。
こちらのTEDトークで、4代目となる研究者のロバート・ウォールディンガーが詳しく語っています。
1938年に始まったこの研究では、ハーバード大のエリート学生たちと、貧困環境で育った少年たち724人を対象に、毎年彼らの生活についてアンケートをおこなってきました。
その724人のうち60人はご健在だそうなのですが、長年の研究ではっきりわかったことは、健康かつ幸福であるためには良好な人間関係が欠かせないということです。
どんなに経済的に成功していたとしても、喧嘩ばかりの不幸せな結婚をした人たちや、多くの人に囲まれても孤独を感じている人たちは、幸せであると回答していないのです。
ここで私が言いたいのは、筋トレすればパートナーとの関係が必ず上手くいく!ということではありません。逆にトレーニングにハマりすぎると、自分LOVEになってしまい、相手のことを一番に考えられなくなったりもするでしょう。
でも、お互いに体を強く保とうと努力することは、身体的・精神的に計り知れないメリットをもたらしてくれます。
筋トレといっても何から始めていいかわからない!というそこのあなたは、こんな『ながらエクササイズ』からトライしてみてはいかがでしょうか。
または、私がインストラクターとして出演させていただいているLEAN BODYの「ペアトレ」もオススメです。自宅で楽しく2人組のトレーニングができるプログラムです。
ではでは、パートナーと筋トレをして、もっともっと健康に!