ニキビでお悩みのそこのあなた!
顔のどちらか片側にニキビができやすいということはありませんか?
今回の記事では、顔の片側にニキビができやすいという時にチェックしたいことについて書いていきます。
顔の片方側にニキビができやすいという人が見落としがちなこと
私は顔の左側にニキビができやすいです。
何でだろう、と考えた時に思い当たったのが、
髪の毛の分け目
でした。
いつも左側に髪が垂れ、右側は耳にかけてるようなヘアスタイルなんです。
どんなに髪の毛をキレイに洗っているつもりでも、ホコリや目に見えない汚れが付着していたりするものです。
また他にも、・髪の毛で肌がこすれることで、摩擦が起きてそれが酸化ストレスになり、ニキビができやすくなる・髪の毛で隠れている分、汗をかきやすく、ニキビの元になる皮脂を分泌しやすいなどなど色々な要因が考えられます。
一番良いのは髪をアップしてしまうことなのですが、ニキビがひどい部分をさらけ出すのは勇気が要りますよね。
私はニキビが酷かった時、どうしても誰にも見られたくなくて、真夏でも髪の毛で隠していました。それが自然治癒への遠回りになっていたのは言うまでもありません。
産後1年後にニキビがまた出始めた時は、やはり左側が酷かったので、思い気って髪をアップにしてみました。すると、明らかに出来にくくなりました。
その他、自分の行動を見直してみる
左側にできやすい要因として、他にも心当たりがあったのが、こんなことです。
・手何かを考えるときに手を口元や左のこめかみのあたりに持っていく癖がある
・頬杖右利きなので、右手でスマホやパソコンをスクロールしながら、左手で頬杖を着くことがある
・枕左向きになって寝ることが多い
あなたにも心当たりはありませんか?
ちょっとした癖が、意外な落とし穴となっていることがあるので、見直してみましょう!
とはいえ無意識にやってしまう!という場合の対処法
癖というものは直すのが難しいものです。
何度直そうとしてもう無意識にやってしまいます。
「癖」というのは脳の回路が高速道路のようになっている状態です。
どういうことかというと、その行為が何度も繰り返ししてきたので、脳が体に指令を出してその行為が行われるまでの回路が、めちゃくちゃ太いのです。
椅子に座るとすぐに脚を組んでしまうのも、
椅子に座る⇒脚を組む
という行為が何度も繰り返されたため、その指令を出す脳の回路が高速道路のようになっています。このため、行うのに何の意志力も要さず、楽に無意識でできてしまいます。
しかし、脳には神経可塑性(しんけいかそせい)という特徴があります。
小難しい言葉ですが、英語ではneuroplasticityといいます。plasticityとは「形を変えられる」という意味で、プラスチックの語源です。プラスチックは熱を加えると形を変えられますが、それと同じように私たちの脳も別の刺激を与えることで、簡単に形を変えることができるのです。
この概念を理解していれば、癖を直すのはさほど大変ではありません。
神経可塑性は、何度も繰り返し行われることで発揮されます。
つまり、椅子を座っても脚を組まないように意識をすることで、椅子に座る⇒脚は組まないという回路を太くしていっていることになるのです。
その指令が何度も繰り返されることで、最初は獣道のようであった脳の回路が、だんだん舗装された道路になり、やがては高速道路のように広い道路になっていきます。
脳内に「顔触るなアラート」を設置する
無意識に顔を触ってしまうなど、ニキビの原因になるような癖があるのなら、脳内に「顔触るなアラート」を設置するのです。
最初は何度も無意識にやってしまっている自分に気付くでしょう。でも肝心なのは、気付いたらすぐにやめる、ということです。
それを繰り返すことで、無意識の時に顔を触らないという脳の神経回路を太くしていっていることになるのです。
筋トレと同じで、鍛えれば脳内の回路が強くなります
私たちが考えることは、それだけパワフルな力を持つということです。
皆さんには思い当たる癖はありますか?
無意識にニキビを触ってしまう、白ニキビを引っ掻いてしまう、といった癖のある方も、ぜひ「脳内アラート」を実践してみてくださいね。
<参考文献>Sentis. Neuroplasticity