フロリダ・キーウエストに行ったら絶対に行きたいと思っていたのがヘミングウェイハウス(博物館)。
かといってヘミングウェイのファンではないのですが(笑)
実は去年The Paris Wifeというヘミングウェイと1番最初の妻ハドリー・リチャードソンの結婚生活を描いた小説を読んでから、ヘミングウェイハウスのことが気になっていたのです。とはいえ、ここはハドリーと別れて、2番目の奥さんであるポーリン・ファイファーと1931年から1939年に住んでいた家だそうです。
また、ヘミングウェイキャットと言われる6本指の猫がいると聞いていたので、ネコ好きの私としては見逃せない!と思いまして。
それではフォトレポートさせていただきます。
ヘミングウェイハウス in キーウエスト フォトレポート
ヘミングウェイハウスの入場料は大人13ドル、子供6ドル(2013年12月時点)。
熟練のガイドさんが中を案内してくれます。ガイドは英語なのですが、入り口で日本語で書かれた訳をもらえました。
結構混んでいたので家全体の写真はキレイに撮れませんでしたが、黄色と黄緑が基調色となっていて、キーウエスト名物のキーライムを思わせるような可愛いらしいデザインの家でした。
入り口で早速猫ちゃんがお出迎え。Mr.Harry Trumanというそうです。
それって33代米大統領の名前じゃ…?
ヘミングウェイの歴代妻たちの写真がありました。
左上:The Paris Wifeのハドリー・リチャードソン
上段中央:ヘミングウェイハウスに住んでいたポーリン・ファイファー
左下(ランプで隠れていて見えないですが):マーサ・ゲルホーン
下段中央:最後のワイフ、メアリ・ウェルシュ
それにしても離婚3回、結婚4回なんて…すごい人生だ(絶対に真似したくない)。
第三ワイフのマーサ・ゲルホーンについては、2012年にニコール・キッドマン主演で「私の愛したヘミングウェイ」という邦題で映画化されています。オリジナルはHemingway & Gellhorn(ヘミングウェイ&ゲルホーン)という題名です。
色男の肖像画たち
若かりし頃は超イケメンだったのですね…(右下)
ベランダも広~い
プールも広~い
ヘミングウェイハウスにある家具のほとんどは、第二ワイフのポーリンがパリに住んでいる時に収集してきたものだそう。ポーリンはVogueの記者だっただけあって、家具選びのセンスも抜群だったのでしょう。
特に気に入ったのがこのパイナップルのランプ
こちらは別棟のゲストハウス。こんなところに猫ちゃんが!
6本指の猫だけでも4~50匹いるそうです。
この子もよく見ると6本指でした。
ガイドのおじさんと猫の水飲み場
ねこちゃーん❤
肉球の写真を撮りたかったのですが、猫さんたちリラックスしていらしたのでそっとしておきました。
こんな素敵な家に住んで、財産もあったヘミングウェイ。
なのに最後は自殺してしまうんですね。
欲しいものが何もかも手に入っても、本当の意味で心が満たされるわけではないんだな…
と最後にしみじみ考えさせられてしまいました。