こんにちは!ヘルスコーチのYUMI(@yumiid/@you_me314)です。
私がよく聴いているポッドキャストでBetter Everyday Podcastというのがあります。
米国のナチュロパスドクター(自然療法医)のブルック・ケラニックさんと、フィットネストレーナーで著者のサラ・フラゴーソさんが主宰しているこのポッドキャスト。ホルモンの話や、女性ならではの健康の悩み相談など、健康オタクの知的好奇心を満たしてくれる内容が満載で、毎回更新されると即効で聴いています♡
先日ブルック・ケラニックさんがインスタグラム(@betterbydrbrooke)で、すっごく大事なポイントについてふれてるなーと思ったので、日本語でシェアしていいかブルックさんに許可を取りました。
SNSでは色んな人が色んなすごいことをしていて、人と比べて焦ったりすることが多いですよね。そんな時に、大切なことを気付かせてくれる内容です。
かなりの意訳が入ってますが、日本語訳をどうぞ。
みんな違ってみんないい…アメリカの自然療法医からのメッセージ
いろんな理由からこの写真が大好きなの❤ まず、これは私が世界一お気に入りの一人と撮った写真だから!でもこの写真は、ある大事なことを物語っていると思うの。
私たちはよく誰かのボディを見て、「わーぉ、この人ってすっごく引き締まってる/強い/健康的/デカい/小さい/速い/柔らかい/マッチョ/ふくよか/まっすぐ/とか色々」と思うでしょ。
それで、「よし、この人が何やってるか調べなきゃ。私もこの人みたいな見た目になりたいし!」と思ったりする。
それで、その人のワークアウトをググって、何を食べてるのか調べて、それからひょっとしたらその人が飲んでるサプリをゲットしたりなんかして。
でもそれでどうなるかって?
もしかしたら結果がでるかもしれない。
でも、その女性がやってることを自分がやったとして、その人みたいになれる確率はめちゃくちゃレアなわけ。
なんでかって?
だってそれはあなたのボディじゃないから。
まず遺伝というものがあるし、ホルモンもあるし、肉体的・生化学的な違いが私たち一人一人を個性的な存在にしているわけ。
私は十分に引き締まっていないって批判されたことがあるし、サラ(@sarah_fragoso)は引き締まりすぎって批判されたことがある。
みんながみんな、違う意見を持っていたりするけど、面白いのが、私たち二人は、ほっとんど全く同じものを食べて、同じトレーニングをして、同じような睡眠のパターンとライフスタイルを取り入れているってこと!
でもね、その努力がお互い全く違う見た目として現れているの。
私たちのボディタイプは全く違うの。
私はもっとアナボリックだし、彼女はカタボリック。
私はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)があるけど、彼女は副腎の問題がある。
ストレスがたまると、私は不眠になるし、ニキビが出たり、生理が遅れる。
サラの場合は消化系のトラブルとして現れたり、生理が早まったり、睡眠が途切れ途切れになったりする。
でも、私たちはウェイトトレーニングで上げられる重量もほとんど同じだし、栄養の取り方もほとんど瓜二つだし(少なくとも今は)、お互い小さな子供がいて、睡眠妨害になりそうな仕事のストレスもある。
私たちはいつもこう言ってる。
自分にとって最適な方法を見つけてコミットすること、そして他の女性と自分を比較するんじゃなくて、自分自身の進歩から目を離さないようにって。
だって、比較するなんてばかばかしいでしょ?
そして何より、自分自身に特化したホルモンの状況と、今直面している問題を大切にしてあげてって。
あるボディは他のボディよりも優れてるかって?
みんな体型に関しては好みというものがあって、それ自体は悪いことじゃない。
でも私たちは、あなたが自分のホームである自分の体について、平安を持てることを願ってる。
その中で生きることを好きになってあげて…安全で、健康で、ハッピーで、あなただけのとっておきの場所にしてあげて。
そんな状態に行き着くには、他の女性と同じプロセスが必要かもしれないし、全く違うかもしれない。でもどれも良いと思うの。
同じことをやったからといって同じになれるわけではない
このメッセージを日本語でシェアしたかったのは、日本人には同調圧力みたいなのがすごくあるなと感じるから。
アメリカのような人種のるつぼであれば、白人、黒人、アジア系、ラテン系など色々いて、みんな髪の色も目の色も身長もかなりバラエティがあります。服のサイズだって豊富です。
でも日本では、服のサイズなんてSかMかLしかなかったりする。信じられないかもしれないけど、私でさえLサイズのパンツがキツイときがあるんです。
私の体型は誰が見ても「大きいサイズ」ではないし、むしろ痩せてる部類に入ると思います。
なのにLサイズがキツイだなんて…アパレル業界総じて「痩せてること」を要求してきているような気すらします。
よく日本人は、「日本人は~だから」とひとくくりにしがちですが、日本人だって色々いるんです。みんな遺伝子配合がそれぞれ違うし、華奢な作りの人もいればふくよかな作りの人もいます。
自分の遺伝子的に目指せる最高を目指せばいいじゃないの
ダイエットでも筋トレでも、努力してもなかなか理想の自分に近づけなくて、フラストレーションがたまることがあるかもしれません。
でもブルックさんの言う通り、流行りのダイエット方法を取り入れたからといって、それが自分に合うとは限らないし、「憧れのあの人」と同じ体型になれるかといったらそうでもない。
私も思春期くらいから、ボディイメージには散々悩まされてきました。雑誌で人気のモデルちゃんみたいにほっそい脚になりたかったし、水着で映えるようなふくよかな胸も欲しかった。
でも、どんなに努力したって細くて華奢な脚にはなれないし、胸も大きくならない、ということにある時点で気が付いたんです。
だったら、私の体の造り的に、どんな体型なら目指せるだろう?華奢な脚は無理でも、筋肉で引き締まった脚は作れるかもしれない。ということで筋トレを頑張りました。大きな胸は無理でも、ペチャパイならではのカッコいいファッションを模索してみよう、という風に考え方を改め始めました
なれない他人になろうとするよりも、自分が授かった遺伝子でどれだけ最高の自分になれるか。
そのことの方が、私にとって大切になりました。
そうすると不思議と心が楽になるんですよね。
隣の誰かではなく、昨日の自分と比べて進歩しているかどうか。
それが何よりも大切です。
ではでは、自分のユニークさを享受して、もっともっと健康に!