鏡に映った自分を見て、自分をけなすクセはありませんか?
この画像の左みたいな画像に騙されていませんか?
日々SNSを見ていると、素敵なスタイルのインフルエンサーの方々を目にすると思います。
ですが皆さん、全てアングルとポージングなんですよ。
左の写真は腰をめちゃくちゃ反らせて、上から撮ったものです。
右の写真はお尻を前に突き出すような姿勢で、下から撮ったものです。
どちらも同じ日の同時刻の私。でも全然違いますよね!
私も昔は、腿の間の隙間がほしくてほしくて、鏡の前に立った自分を見ては、ああでもないこうでもないと自分をけなしていました。
手を足の後ろに回して脂肪をかき寄せ、これくらい脚が細ければいいのに…と何度願ったことでしょう。
でも、トレーナーになって体のことを勉強していくにつれて、世の中にあふれている素敵な体型な人の写真は、実はアングルとポージングに工夫が凝らされているということに気が付きました。
お尻を後ろに突き出して、腰をそらせて、膝を内向きにすれば、ある程度は腿の間の隙間ができます。
ですが、普段からこの姿勢をしていたら、腰や膝を痛めます。
普通の立ち方をして、腿の間の隙間ができないからといって、自分の努力が足りないわけではないんですよ!
腿の間のスキマができない本当の理由
腿の隙間ってどうしたらできますか?🤔というご質問をよくいただきます。
腿の隙間をつくりたいので、内腿の筋トレを頑張る人が多いですが、まずは内腿についた肉を落とす必要があるんですよね。
なので、内腿の筋肉を頑張って鍛えたところで、少し引き締まりはするかもしれませんが、そこの脂肪が部分的に落ちるわけではないんですね(残念なお知らせですが)。基本的に部分痩せというものはできませんので、体全体の脂肪を落としていく必要があります。
ですが、モデルさんとかインフルエンサーさんとかで、腿の隙間がある人の画像をよ~~く見てほしいんですよね。腰を反らせて、肋骨を前に突き出し、膝は若干内向きになっていませんか?
そうです!腿の隙間もポージング次第なんです!
もちろん、骨格的に元々脚に脂肪がつきにくい人も存在します(そういう人はお腹につくことが多いです)。
ですが、ほとんどの人の場合、普通の立ち方をしていて、腿の隙間がなくても普通です。健康的です。
骨格上、遺伝子上、どんなに運動や筋トレを頑張っても、腿の間の隙間ができないという人がいます。
私もその一人です。ですが、私の動画を色々見ていただくと、腿の隙間ができていることもありますね。なぜかというと、動いている時は関節が色々な角度に動くので、腿の隙間がみえる角度もあれば、みえない角度もあるのです。
ですが、この動画でお伝えしているように、腿の隙間をつける立ち方は、腰を最強に反らせ、膝を過伸展させる必要があります(私の場合)。これは、長い目で見て腰や膝によくありません。
自分の骨格的・遺伝子的に目指せるベストな体型を目指してみてはいかがでしょうか?
そのベストな体型は、常に腿の隙間がある体型ではないかもしれません。
でもそれでいいのです。あなたの努力が足りていないわけではないのです。