ニキビが良くなってきても、それよりも長く悩まされるのがニキビ跡。
私も数年前にひどいニキビに悩まされましたが、幸いニキビ跡が残ることはありませんでした。
なぜかというと、対策として
アロエ
を使っていたのが大きいと思います。
化学合成物質がたくさん含まれたクリームなどを塗るよりも、シンプルにアロエジェルを塗る方がお肌への負担も少ないし、効き目も期待できます。
今回の記事では、アロエのニキビ跡への有効性について見ていきたいと思います!
単なる民間療法ではない?アロエは本当に傷に効く
アロエが傷に効くだなんて、なんだかおじいちゃんやおばあちゃんが好む民間両方のような感じがするかもしれません。
ですが、アロエの傷への有効性は、実は多くの研究で明らかになっています。
ニキビにピンポイントに効くか検証した研究はまだないようですが、International Journal of Natural Therapy(自然療法国際ジャーナル)によると、アロエは免疫力を高め、抗炎症物質として働くことから、ニキビ跡の撲滅に良い、とされています(2)。
アロエは炎症を抑えてくれる
アロエはIL-6とIL8という炎症物質の活動を弱め、IL-10という抗炎症物質を増やしてくれます(1)。
小難しく説明しましたが、つまり炎症を抑えてくれるということです。
ニキビも炎症の一つですので、炎症を抑えてくれるアロエは効き目があると考えられます。
アロエはコラーゲンの生成を助ける
アロエに含まれるグルコマンナンという成分が、コラーゲンの元となる細胞の成長をうながしてくれます(1)。
それが、コラーゲンの生成を促してくれるというわけです。
コラーゲンは傷の修復を助けてくれる働きをします。
アロエの使い方
使い方は簡単です。
1.洗顔・保湿後、ニキビやニキビ跡が気になるところに優しく塗ります。
※お肌が傷つくので、こすりすぎないように気を付けましょう。
2.優しく厚めに載せ、塗れたままで自然乾燥させます。
乾くとパリパリすることがあるので、昼間よりも夜寝る前に使うのがおすすめです。
どんなアロエジェルを選んだらいい?
アロエと聞くと、植木鉢に生えたものをイメージするかもしれません。
アロエを一本ポキっと折ってニキビに付けてもいいのですが、それだと面倒なので、ジェル状のアロエを選びましょう。
アロエジェルを選ぶ時は、なるべく自然のアロエに近いものを選びたいものです。
・着色料不使用
・香料不使用
・保存料不使用
よく日焼け処置用で、ドキツイ緑のやブルーの着色料が入ったアロエジェルがドラッグストアで売られていますが、あれはオススメできません。
余分な着色料や保存料は、ニキビでダメージを受けたお肌の炎症を促し、ひどいときはニキビが悪化することも。
また、顔に使ってもOKなものを選ぶようにしましょう。
私はiHerbで買えるこちらのブランドをずっと使っています。
着色料、香料、保存料フリーで、まさに上記の選ぶ基準にマッチしています。
Lily of the Desert, 99% アロエベラジェリー
最後に
早速アロエジェルを取り入れてみたくなりましたか?
アロエジェルももちろん良いですが、ニキビ跡解消において最も大切なことは、ターンオーバーを正常にする生活をする、ということです。
ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれる周期のことで、正常な人の場合28日程度と言われています(年齢により長くなっていきますが)。
ターンオーバーを正常にするには、外から何かを塗るよりも、栄養のある食事、定期的な運動、7〜8時間の睡眠、ストレスマネジメントが欠かせません。
私にニキビ跡が残らなかったのも、外からのケアよりも「中からのケア」を重視していたことが大きいと思います。
また、クレーター系の跡にはアロエでも太刀打ちできないので、触らない、つぶさないことが大切です。
ニキビを無意識に触ってしまう癖のある人は、手が顔に伸びるたび、手をビンタして予防しましょう(笑)
「中からのケア」を本気で見直したい方は、CLEAR NIKIBI MANUALをぜひ読んでみてくださいね!
<参考文献>
1. Davood Hekmatpou, et al. (2019) The Effect of Aloe Vera Clinical Trials on Prevention and Healing of Skin Wound: A Systematic Review
2. M. Imran Qadir. (2009) Medicinal and Cosmetological Importance of Aloe vera