バイクシェアを始めてからワシントンDC生活がより楽しくなりました

ワシントンDCエリアには、キャピタルバイクシェアという自転車の簡易レンタルシステムのようなものが普及しています。

DCは小さい都市だし、バスや電車などの交通網は発達していて便利です。
ですが、やはりアメリカ。歩くには道がちょっと広すぎるし、公共の交通機関では行きづらいところも多いです。

そこで役立つのがこのキャピタルバイクシェア！
DCの街を歩いていると必ずと言ってもいいほどよく見かける赤いチャリです。

どこでも好きな所から乗って、好きなステーションで乗り捨てができます。
ステーションはワシントンDC、バージニア州のアーリントンとアレキサンドリア、メリーランド州のモントゴメリー周辺で約300か所もあります。

自分の自転車を持ち歩く必要もなく、雨が降ったから行きはバスで、晴れたから帰りは自転車で帰ろうなんてこともできちゃいます。

利用方法

乗り方は簡単。ステーションの端っこに立っているこの機械で、1日券または3日券を購入できます。決済はクレジットオンリー。

ただし、最初の30分以降は$2～課金されてしまうので注意。以前ちょっと使おうと思ってレンタルしたら30分をオーバーしてしまい、$7かかりました。これならタクシーの初乗りのほうが安い！（DCでは初乗り$3～）

一般のレンタサイクルを借りると1日20ドルくらいするので、それと比べれば割安ですが。

おすすめは1か月以上の契約

長期滞在される方に限られてしまいますが、1か月$25、年間では$75なので、年間契約をすれば月々たったの$6.25。
30分以降の課金も$1.5～と少し安くなります。
※2014年5月現在

ウェブサイトから申し込むと、約1週間でこんな鍵が届きます。

鍵

これを自転車の左にあるスロットに差し込むだけ！
真ん中の黄色ランプが点滅→右の緑ランプが点灯すれば自転車を取り外せます。

※固いので両手で引っ張りましょう。引っ張るときペダルを弁慶にぶつけると痛いです（経験者）

スロット

返す時はまたドックに戻すだけ。

ちなみに30分を超えた場合でもその場で払う必要はなく、後日鍵とリンクしているクレジットカードに請求が来るようになってします。
明細はCapital Bikeshareのウェブサイトからログインすることで確認できますよ！

ドックにきちんとハマっていないと大変なことに…

必ず注意したいのは、緑のランプが点灯したのをちゃんと確認すること！
ドックにしっかりはまっていないと勝手に課金されてしまうので、あとから請求書を見て鼻血が出ます。以前これをやってしまって、$72の請求が来てびっくり！メールで交渉したら半額にしてくれましたが…

【2018年8月追記】
同じ目に遭ってしまった方からの問い合わせが多いので、交渉したときのメール文面を載せておきます。

メール送付先⇒ customerservice@capitalbikeshare.com
問い合わせ窓口リンク⇒ https://help.capitalbikeshare.com/hc/en-us/requests/new

▼送ったメール

▼返ってきたメール

DCの自転車走行ルール

DC近辺の法律では、自転車の歩道走行はNGです（といってもしてる人いっぱい見かけますが）。

アメリカは右側通行なので、このようなチャリマークも右側にあります。

また、ヘルメットを装着することが推奨されています。

不満点がひとつ・・・

一つだけ不満なのが、サドルが高いこと！！
残念ながら私の足には一番低いメモリまで下げてもまだ高いので泣けてきます。踏ん張ってそれより下にねじ下げて乗っています（泣）。

たまにメモリ7とかになってますが、アメリカ人どんだけ足長いんだ…

てなかたちで、最近ではバージニア州からDCに横断したり、地下鉄では行きづらいGeorgetownやAlexandriaのウォーターフロントにも足を延ばしやすくなりました。

今の時期は新緑がきれいなので景色を楽しみながらチャリこいでます。
最近の悩みはチャリをこいでると目に虫が飛び込んでくること。って高校生の時とあまり変わってないぞ…

中には車でしか通れない道もあるので、自転車で出かける前にGoogle Mapでルート検索をして、自転車ルートを確認しておくとよいです。

また、目的地までチャリこいでいったのにステーションが埋まっていたー！とか、
チャリがなかったー！という悲しい事態に陥ることが多々ありますので、
DC BikesというiPhoneアプリがおすすめです。

DCの地図とステーションの位置が確認できるだけではなく、どのステーションに何台のチャリとドックが余っているかをリアルタイムで確認できます。

ではでは、DCにお越しの際は、バイクシェアを楽しんでくださいね～！