台湾滞在の最終日に、台北101と台北市内を高台から臨めるという象山(シャンシャン)に登ってきました。
台湾に来るたび何らか台北101の写真を撮っていますが、いつもとは一風変わった写真を撮ってみたいもの。
そこで、象山からの朝焼けショットを狙うため4時半起きして「プチ登山」に出かけました。
一味替わった台北101が見られる象山にプチハイキング
登山とはいえ、象山は標高たったの183メートル。
登山口は地下鉄MRT象山駅から歩いて10分程度、頂上まで約30分ほどなので観光するには比較的らくちんな山です。
私は101の付近に宿泊していたのでそのまま歩いて行きました。
幾つか登山ルートがあるらしいのですが、日の出まで時間がなかったので中強公園を通り抜けていく最短ルートを使いました。
象山駅出てすぐの中強公園。まだ5時前だというのにおじいちゃんおばあちゃんが太極拳や謎のダンスをしていました。バスケや羽根つき?をしているおじちゃん達も。こういうのって台湾ならではの光景ですよね。
中強公園を通り抜け、もう一つ小さな公園があるのでそこを左に曲がり(住所でいうと信義路五段150巷14弄)、次の角をすぐ右に曲がると霊雲宮というお寺が見えます。
その先に象山への入口があるので階段をひたすら登って行きます。
これがきついのなんの。何段あるのかはわかりませんが、急な階段が軽く1000段はあった気がします。
休み休み登っていると、朝のお散歩をすると思われるおじいちゃんおばあちゃんに追い越されてしまいました。
毎日トレーニングしているんでしょうか、脱帽です。
しばらく登ると象山の像がありました。ダジャレではありません。
汗だくぜえぜえしながらやっと着いたのが5時ちょっと過ぎ。
この日の日出は5時16分ごろとのことだったので、カメラを構えて待ってみるものの、太陽が出てこない…
ががーん。
厚い厚い雲が張り巡らされて、日の出が見れませんでした。残念。
こちらはiPhoneで撮ったパノラマ。
日の出は見られませんでしたが、早起きをして激しい運動(?)をした後のこの眺めはプライスレス。台北市内をぐるりと見渡せます。
台湾に留学中は、象山の存在すら知りませんでした。
こんなに素敵な眺めの場所があるなんて…
次来る時は、ぜひとも夜景を撮りに来たいです。
ちなみに象と何の関係があるんでしょうか。
帰りの飛行機から撮った空の上。
あの厚い厚い雲の上にはやっぱり青空が広がっていたんですねー。