こんにちは!ヘルスコーチのYUMI (@yumiid/@you_me314)です。
何か新しいことを始めたい、食生活を変えたい、運動を習慣化したい、でも自分にはたぶん無理だぁと根っから諦めていませんか。
おそらくそう思ってしまうのは、今までにも色々なことにトライしては挫折してきてしまったから。そんなトライ&挫折のループを繰り返してきてしまった自分に、自信が持てないからではないでしょうか。
新しいことにインスピレーションを受けてはトライする、という姿勢は素晴らしいです。
でも長く続けられなかったことが重なり、そもそも自分には無理だからと、新たに何かにトライすることを根っから諦めるのは、もったいないです。
世の中には、自信がみなぎっている人と、全く自信がない人がいます。
どんどん新しいことに挑戦し、自分を変えていく人。
根っから自分には無理だと思って、何もしない人。
あなたはどちらのタイプですか?
どちらの人間になりたいですか?
私は、今でこそ自信家に見えるかもしれませんが、昔は全く自信のない女でした。とにかく人前で話をするのが怖かった。
ある時仕事で上司に、
「あなたは仕事はまぁまぁできるのに、クライアントの前に出ると自信なさすぎ。もっと自信を持って話してくださいね。」
と言われました。
そんなこと言われても・・・自信を持つなんてどうやったらいいのよ!!と思っていました。
自信っていったいどこにあるの?!どっかで買えるもん!?とか思って検索しまくったり、自己啓発本を読み漁ったりしていました(笑)
でも、そんなに自信のなかった私が、今では人前に立って何かを教えたり、フィットネスビデオに出演するまでになりました。
自分に自信がない態度というのは、謙虚を通り越して自己卑下というか、見ていて気持ちのいいものではありませんよね。
「自分なんて…」「私はどうせ…だから」といった発言は、「そんなことないよ!」と言ってもらいたいのかなぁ、といった印象を与え、好感の持てるものではありません。
では、そんな自分を変えるには、一体どうしたらいいんでしょうか?
そもそも自信を持てない理由
自信というのは経験を重ねることで培われるものでもあるので、私も英語を教えてといわれたら自信がありますが、ドイツ語を教えてといわれたら、そもそも喋れないので自信がありません。
なので、ここでは新しいことに挑戦する時の自信、といった文脈でお話ししたいと思います。自分を変えるために運動や食事改善をしたいのに、自分にはハナから無理と思っている人に向けて書いていきます。
そもそも自分に自信を持てないのは、ズバリ、自分との約束を破り続けたからです。
度々約束を破るヤツは信頼できませんよね。同じことを自分に対してするので、自分が信頼できなくなってしまうのです。それが自信のなさにつながります。
自分との小さな約束を守り続けることで、自分にとって信頼できる人間になる。そうすることで自信が培われていくのです。
自信をなくす負のループ
カンタンに自信をなくせる負のループを見て行きましょう。
ここでは砂糖断ちという設定でいきます。
1.砂糖断ちをすることを決意
2.ある日気分がのらなかったり、他のことに気を取られて、誘惑に負ける
3.やがてみじめな気持ちになり、自分に自信をなくす
そして、自己啓発本などのキャリアポルノを手に取ったり、誰かのブログを読んで、一瞬自信が持てた気になります。でも読んだだけで行動は起こさないか、3日以内に飽きてしまうので、自分は変わらないまま…
そして何かに挑戦したくても、躊躇する自分が出来上がっていきます。
まさに、仕事をお願いしていたのに、期日までにちゃんと終わらせてくれないあの同僚と同じです。約束を破られ続けたら、もうあいつに仕事を任せるもんか!と思いますよね。
それと同じことを自分にしているから、自分のことが信頼できなくなってしまうのです。
こうなってしまう人の問題点
1.自分に課すハードルが高すぎる
こうなってしまう人によくあるパターンは、いきなり目標が高すぎるということです。
全てを一度にやろうとしていませんか?
真面目すぎるんですよ、そこのアナタ!
人間の成長過程からみても、赤ん坊は生まれてすぐに立ったりはしません。
まず肺呼吸に慣れ、おっぱいが飲めるようになり、目が見えるようになり、首がすわり、寝返りが打てるようになり、おすわりができるようになり、ハイハイができるようになります。そして、やがて自分の力で立ち上がることができるようになります。
高すぎる目標は、生まれたばかりの赤ん坊にいきなり立てと言っているようなもの。
そんなの根っから無理ですよね!
大人である私たちも、赤ん坊と同じ。
新しいことを始めるには、ベイビーステップを踏む必要があります。
だから、毎日砂糖の入っているお菓子を食べている人が、いきなりやめようとするのは、生まれたての赤ん坊に「立てコラぁ!」と言っているのと同じなのです。
今まで毎日食べていたものをいきなり食べなくなると、しばしば禁断症状が出ます。そして結局3日で誘惑に負けて、「あーもう自分ダメだぁオワタ」となるのがオチです。
かわりに、お菓子をぽっきりやめるのではなくて、ナッツやフルーツなどのヘルシーで栄養価の高いものに変えるとか。
どうしてもだめなら、最初の1週間は2日に1回はお菓子食べてよしとする。それができたら2週目は3日に1回に。それができたら4日に1回に。そうして徐々に減らして、段階を踏んでいく必要があります。低い目標に見えるかもしれませんが、それでいいのです。
2.感情に頼っている
私たちは人間ですから、気分のムラがあるのは当たり前です。
気分といったものは、こういうものでカンタンに左右されてしまいます。
・天気
・血糖値
・睡眠時間
・ストレスレベル
自分でコントロールできるものもありますが、天気や満員電車のストレスなどは、不可抗力です。だから、「やる気になる」のを待っていては、いつまでたっても行動は起こせません。
やる気ないけどとりあえずやる、を続ける。それに限ります。
3.0か100か思考
一度ダメだったら、もう完全にダメと思ってませんか?
大事なのは、ダメだった時に起き上がる力であって、完璧にこなすことではありません。
いいじゃないですか、今日はお菓子を食べてしまっても、明日は抜けば。
明日が無理なら、明後日を抜けば。
もっとゆるく考えましょう。
100点までいかなくとも、50点の自分を許してあげて、前に進みましょう。
4.人と比べてしまう
ソーシャルメディアが生活の一部になりつつある今、人と比べるなという方が難しいかもしれません。
でも、ソーシャルメディア上のあの人とあなたは、育ってきた環境も違えば、遺伝子も違えば、住む場所も家族構成も違います。達成度が違って当たり前です。
唯一の比較対象は、過去の自分自身にすべきです。
まとめ
自分に自信が持てないのは、自分との約束を破り続けるからです。
約束を守れる人間になりましょう。
でも、その約束は、くだらないほどカンタンなものからでいいのです。
そのくだらないほどカンタンなことを、乗り気がしなくてもいいので、とりあえずこなしましょう。
くじけたら、その日は休んでいい。でも次の日はまた再開しましょう。
大切なのは「回復力」です。
こなしたら、ノートなりカレンダーなりに、書き記しましょう。
こなした日数が増えていくことで、少しずつ自分に自信をつけていくことができます。
以前読んだ「やり抜く力 GRIT」という本に、「やり抜く力が強い人は、現状に満足できない自分に満足している」という一文があり、心に残りました。
今日、完璧を求めなくていいのです。
大切なのは完璧でなくても前に進むこと。
そして、昨日より成長した自分を、可愛がってあげることです。
そうすることで自信が培われます。
それでは、自分との小さな約束を守って、もっともっと健康に!