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30歳を超えたら筋トレがマストな理由

30歳を超えたら筋トレがマストな理由

30歳を超えたら筋トレがマストな理由

こんにちは!ヘルスコーチのYUMI (@yumiid/@you_me314)です。

いつもSNSに筋トレの動画を載せているので、「そんなに運動して何目指してんの?」とよく聞かれます。

「大会出るの?」とか聞かれますが、出ません。というか出れません。
ボディビルの大会に出るならあんな運動では全く足りませんから、大会に向けて本気で頑張っている人に対して申し訳ないです。
私はそんなに頑張れません(笑)

じゃあなんで動画アップしてんの?というと、動画を見ているそこのあなたにもぜひ動いてほしいからです。

私の筋トレ動画では、何も特別なことはやっていません。
自分で開発した筋トレをしているわけでもないです。
一部は自分で開発した(つもり)ですが、人間の体ができる動きとは限られていますので、すぐにネタが尽きてしまいます(笑)

要するに、毎日動いている私を見てくれた方にも毎日動いてもらいたいから、動画を地道にアップしています。

今年で最後の筋トレビデオです🤘🏼 風の日も、曇りの日も、猛暑の日も、極寒の日も、筋トレビデオを撮り続け、今年アップした筋トレビデオは90本以上💪🏼(100本満たなかった〜😫) . それもこれも、これを見たみなさんがもっと運動しよう、筋トレしよう、と思って体を動かしていただくためなんです。 . なんたって、体を動かすことは最高に気持ちいいから!頭もスッキリするし、機嫌も良くなる。おまけに体も引き締まったら、いいことしかないじゃないですか?! . そんな最高の感覚をみなさんにも味わっていただきたく、来年も発信を続けていきます! . 見ているだけじゃダメですよ!私が書いたメニューこなせなくても、回数少なくても1セットだけでもいいから続けてみてください。ジムに行く必要も、お金をかける必要もありません。ただ動き出すだけ😉 . 小さな行動を積み重ねていくことで、自分でもビックリなところにたどり着いていることがあるものです🤘🏼今年はそれを身をもって実感しました。 . 今年はひょんな筋トレビデオをきっかけに、取材を受けたり、大学での講義、執筆やビデオ出演など、色々な機会をいただきました。会社を辞めて独立をすることも出来ました😊 . やる気がない日でも、落ち込んでいる日でも、バカにされても、とにかく毎日少しずつ体を動かす。そんな小さな努力が、自分をとんでもないところへ連れてってくれると本気で信じています☀ . 長々と語ってしまいましたが今日の筋トレもお忘れなく! 肩甲骨まわりの筋肉を鍛えますよ💪🏼 . 全て10〜20回を3セット‼ . . . #トレーニングチューブ#筋トレ#筋トレ女子 #筋トレ部#自宅トレーニング#宅トレ女子#ジムいらず#自重トレーニング#自重トレ#筋トレ動画#ゆみトレ#肩甲骨#猫背なおしたい #上半身痩せ #トレーニング#背中のたるみ

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オプティマル・ヘルスを目指すという考え方

私が常に目指しているのは「オプティマル・ヘルス」です。
オプティマル・ヘルスは直訳では「最適な健康」という意味ですが、その年齢で達成できる最高な健康状態のことを指します。

今は運動も食事も睡眠も気を付けているので、20代前半より筋肉量も多く、ガゼン体調がいいです。20代前半は体も心も疲れすぎていて、思い出したくもないほどです…健康に関して無知で、自分の体に対して無頓着でした。

今の方が確実に「オプティマル・ヘルス」を達成できているという感覚が確実にあります。

これを読んでくれているそこのあなたにも「オプティマル・ヘルス」をぜひ実感していただきたく、筋トレ動画をアップしたり、健康のことを発信しています。

私は来年30歳を迎えようとしていますが、周りでは30歳を超えたら一気に痩せにくくなったという話をよく聞きます。

運動はどの年齢でもする必要がありますが、特に30歳を超えたら「マスト」だと思っています。

あなたがアスリートや鳶職人など、肉体を使った仕事をしている人でない限り、言い訳は通用しません!

まさにこれを読んでいる全ての人に当てはまります。

今日から筋トレをしてください!

いや、しないとヤバい、とこれを読んだら思っていただきたいです。

30歳を超えたら筋トレがマストな理由

何もしないと筋肉量は毎年どんどん減っていく

30歳を超えてぐんと痩せにくくなったという話をよく聞きますよね。
それもそのはず、何も運動をしないと筋肉量は毎年0.5%~0.7%減っていくのです。
筋肉量が減ると、基礎代謝が落ちます。基礎代謝が落ちると、昔と同じものを食べていてもカロリー過多になり、太りやすくなります。

0.5%~0.7%の筋肉量とは、体重にもよりますが、重量にすると200~300gです。

シュミレーションをしてみましょう。

50kgで体脂肪率が23%
脂肪は11.5kg
除脂肪体重は38.5kg

50歳になっても体重が同じで、年々200gの筋肉が失われ、それがそのまま脂肪に変わったと仮定します。

20年で失われて脂肪になる量は
200g × 20(年) = 4000g = 4kg
脂肪は15.5kg
除脂肪体重は34.5kg

ということは体脂肪率は
15.5kg÷50kg=0.31で
31%ということになります

女性は体脂肪率が30%以上になると「軽度肥満」の部類になります。
筋肉量が減っているということは基礎代謝も落ちているので、おそらく実際は体重50㎏をキープするのは難しいでしょう。

さらに50歳を超えたら筋肉が減る速度は加速し、1~2%ずつ減っていきます
60歳を超えたら3%ずつに加速します。

そして80歳になると、筋肉量は30歳の時の半分となってしまいます。

今30代前後のそこのあなた、筋肉量が半分になってしまった自分を具体的に想像できますか?
歩行したり、物を持ち上げたり、階段を上ったりといった普段の生活の中での動きが、どれほど困難になるのでしょうか?

ましてや今でも階段を上るのがキツいという30代の方は注意が必要ですね・・・

運動をしないと骨も弱くなってしまう

運動をすると、その刺激により骨密度が高くなり、骨が強くなります。

中高年がなりやすい骨粗しょう症は、骨がスカスカになって骨折しやすくなってしまう症状ですが、運動を習慣化して骨を強くすれば防ぐことが出来るものです。

運動をして骨に刺激を与えてあげれば、骨の健康に必要なカルシウムなどが骨にスムーズに摂り込まれやすくなります。

また、筋トレをすると成長ホルモンが分泌されるので、骨の新陳代謝を高め、新しい細胞がつくられます。

世界で一番長寿国の日本でも、平均寿命と健康寿命の差が問題とされていますが、平成25年の調査では、介護で「要支援」になった原因の第一位は運動器の障害です。

毎日少しでも鍛えていれば支援を必要とすることはなかったかもしれないのです。

現代人は昔の人ほど運動量がありません。

例えば洗濯一つとっても、かなりの運動量の差があります。
つい70年前は洗濯機もありませんでしたので、井戸で汲んだ水をたらいに入れ、洗濯板でごしごし洗濯し、絞って、それを物干しざおに釣り上げて・・・
洗濯をするために何回のスクワットと、アームカールと、デッドリフトが含まれていたことか。それが今では洗濯乾燥機一体型なら指先一本でハイ終了。

買い物をするには、肉屋は肉屋へ、八百屋は八百屋へ、文房具屋は文房具屋へ。
今のようにスーパー一か所で完結しませんでした。
車もないので買ったものは手で持って帰らなければなりませんでした。
それだけでかなりのウェイトリフティングです。

そんなこと言われても、便利になってしまった今、昔のような生活に戻ることは難しいですよね。だからこそ、わたしたち現代人は意識して毎日動く必要があるのです。

人間は、動くようにつくられています。動かないとどこかおかしくなるのです。

たくさんの運動をする必要はない

じゃあ今日からウェイトリフティングを始めよう!とか、5キロ走ろう!とかいうのは難しいものがありますし、それを続けるモチベーションを持ち続けるのはなかなか出来るものではありません。

それに、健康を維持するために必要な運動はごくわずかです。
私もすごく運動しているように見られていますが、毎日3種類の筋トレをやっているだけです。

まずは、家で出来る筋トレを一日10回でもいいのでやってみましょう

▶筋トレママ YUMI YOUTUBEチャンネル

それにプラスして、日々の生活の中で運動量を増やすことをオススメします!

例えば、洗濯物の入った籠はなにかの台ではなく、床に置いてみるとか。これだけでデッドリフトが10~15回入ります。笑

ルンバも便利ですが、1週間に1回は床を拭いてみる。

いつもより少し遠い駐車場に車を置いてみる。

エスカレーターではなく階段をなるべく使う。

などなど出来ることは色々あると思います。

座ったままでいるのは、喫煙よりも不健康だと言われています。

現に何もしないでいると筋肉は衰え、身も心も退化していってしまいます。

どうしても忙しい、いきなり筋トレはちょっと・・・という方は、こんな『ながら筋トレ』からトライしてみてはいかがでしょうか。

今日から始めても遅くはありません。
どんなに小さなことからでもいい。出来ることから始め、重力と老化と戦いましょう!
最後までこれを読んでくれたあなたが「オプティマル・ヘルス」を手に入れることを願っています。

それでは、もっともっと健康に!

<参考文献>
厚生労働省. 平成 25 年 国民生活基礎調査の概況
ACE. Personal Trainer Manual Fifth Edition
新星出版社. 筋トレと栄養の科学

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