健康

天気の悪い日にはなぜやる気がでないのか

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rainy

天気の悪い日が続いていますね。私は昔から天候に気分が左右されやすいタイプで、天気の悪い日は正直やる気が出なかったりします。目覚めが悪いし、薄暗いので眠くなります。日中はぼーっとして、頭の回転ももっさりと遅いかんじ。気分の面では、イライラしやすくなったり、ネガティブになったり、落ち込みやすくなる時もあります。

会社に行っても、みんなどことなく機嫌が悪そうです。誰しも、少なからず天候の影響を受けえてしまうのかもしれません。これはなぜなんでしょうか?

 

今回は天気の悪い日にはなぜやる気が出ないかを知り、未然に対策を打つことで、この季節をハックするコツを見ていきましょう!

 

天気の悪い日にやる気がでないのは、日光不足が原因

日光というと、紫外線を連想される方も多いのでは?紫外線はブロックしなければならないものとして、妙に悪者扱いされがちですが、太陽の光を浴びないことは実はとても危険なことなのです。

 

人間は太陽の光を浴びると、皮膚内でビタミンDを合成します。ビタミンDは、情緒の安定を担うセロトニンというホルモンの合成を助ける重要な働きをします。セロトニンは安心感、心地よさ、満足感を与えてくれることから、「ハッピーホルモン」としても知られています。

 

天気の悪い日は当然ながら、太陽が出ている時間が非常に短くなります。よって、皮膚内でビタミンDが合成されず、ビタミンDが欠乏している状態になります。それで、セロトニンの働きが弱まり、いわゆる「やる気のない状態」を作ってしまうのです。

 

日光を浴びることで分泌されるビタミンD

ビタミンDは体内で合成されるので、医学界では栄養素ではなくホルモンであるとも考えられています。ビタミンDは、他のビタミンのように食物から取ることが難しく、日光を浴びることで皮膚内で合成されます。卵、鮭、マグロ、干しシイタケ、海藻類などはビタミンDを含む食品ですが、日光浴に勝るビタミンD摂取方法はありません。

 

ビタミンDは、紫外線B派(UV-B)を浴びると体内で作られます。紫外線にはA派とB派がありますが、B派は窓や洋服を通さないので、ビタミンDを分泌させるには直射日光を浴びる必要があります。日焼け止めを買いに行くと、「SPF30 」「PA++」という表示がありますね。SPFはB派を、PAはA派をブロックする指標としておなじみかと思います。

 

現代人の生活では、特に女性は日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりと、常に紫外線を避けようとする人が多いですよね。また、一日中オフィスなど室内で過ごす人や、移動はほとんど車という人も少なくないと思います。このように、慢性的にビタミンD不足に陥っている上、梅雨や冬の季節はUV-Bが弱まるので、さらにビタミンDが欠乏してしまうのです。

 

季節によって鬱状態になる季節性情動障害もビタミンD欠乏が関係している

冬季になると悲しみや落ち込みの感情が強くなり、鬱状態になってしまう病気があるので、紹介しておきます。

季節性情動障害と言うのですが、英語だとSeasonal Affective Disorder、略してSADなので、病名からしてなんとも悲しいですね・・・。冬の日照時間が非常に短くなる北欧の国に多く、冬季うつ病としても知られています。また、春から夏の季節の変わり目にも多いとされています。原因は日照時間が短くなることによって、ビタミンDが合成されず、セロトニンが不足してしまうところによります。

 

気分障害のほかにも、過食、過眠、体重増加などの症状がみられ、女性の方が男性よりも2~3倍かかりやすいとされています。

 

私も冬になると体重が増えたり、異常に眠くなったりします。春が来るといつも自然に戻りますが、日照時間が延びるからかもしれません。

 

悪天候の体調不良には気圧の変化が関係している

他にも、天気が悪い日には関節痛、頭痛、肩こりなどの症状が出る方も多いのではないでしょうか。「雨の日には古傷が痛む」という古い言い伝えはあながち間違いではないですよね。これには、どうやら気圧が関係しているようです。

 

そもそも気圧とは、空気の重さのことです。わたしたちの体は常に気圧から押されている状態にあります。この押される力は水中では強まり、飛行機の上など上空では弱まります。気圧から押されることで、わたしたちの細胞は絶妙なバランスを保つことができます。

 

でも、雨や嵐などの悪天候になると、気圧もしばしば下がりますので、押される力は弱まります。押されていてバランスを保っていた細胞は膨張し、体内で押し合い圧し合いをすることになります。結果、関節に圧がかかり、関節痛が起こってしまうのです。

 

この他にも、気圧の変化が自律神経を乱すからとか、湿度のせいであるとか、色々な節があるようです。地理的な相違や個人差もあるので一概には言えないですが、人間の体は少なからず天候に影響を受けているんですね。

 

天気の悪い日を快適に過ごすには?

じゃあ悪天候の日を愉快に過ごすには結局どうしたらいいんでしょう?

 

1.晴れている時にもっと日光を浴びる

梅雨時でも、パッと晴れ間が見えるときがあります。そんな時には外に出て、5分だけでも直射日光を浴びるようにしましょう。とはいえ日焼けが気になりますね。そんな時には、手のひらだけでも日光を浴びてください。手のひらにはメラニン色素が少ないので、日焼けの心配はありません(黒人の方でもなぜか手のひらは白いですよね)。外を歩いている時、意識して手のひらを表に向けて歩いてみてはいかがでしょうか?

または、ビタミンD3のサプリもオススメです。ビタミンD3は体内で効率よく使われるので、ビタミンDではなくD3と書いてあるものを選ぶようにしましょう。

私はこのブランドのものを飲んでいます。

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2.セロトニンの元になるものを摂る

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られます。トリプトファンが豊富な食べ物は、ごま、大豆、バナナ、乳製品、カツオ・マグロなどの魚介類、アーモンドなどのナッツ類などです。これらを積極的に摂ってみましょう。

 

3.運動をして血流を良くする

血流 is everything!だと思います!すべての体調不良は血流が滞ることによって起こると言っても過言ではありません。少しでも良いので体を動かして血液の流れを良くしましょう。体を動かすまでが面倒ですが、一度動いてしまえば頭も体もスッキリしますよ!

また、朝運動することでコルチゾールが分泌されます。コルチゾールは日の光を浴びることによって分泌量が増え、一日をスタートさせるために脳や体を覚醒させてくれます。

でも雨や曇りの日はうまく分泌されず、一日中眠いままになりがちです。さらに、朝にコルチゾールがしっかり分泌されないと、睡眠の質に影響するホルモン「メラトニン」が夜にうまく分泌されず、睡眠の質が落ちてしまいます。結果、何となく疲れた状態が続いてしまうのです。

ですので、朝に運動してしっかり体内の概日リズムをセットしてあげるのが大切です。

コルチゾールについて詳しくはこちらの投稿を読んでみてくださいね。
夜ぐっすり眠るためにできる10のこと

 

4.諦めて寝る

いや、諦めも大切です。ストレス発散にもなるし、なにより疲れが取れます。

 

友人や同僚がなんとなくそっけなかったのは天気のせいかもしれません。

個人差はありしも、情緒が天候に左右されやすい人もいると知っておくことで、自分に対しても他人に対しても寛容になれそうですね。この梅雨の季節、機嫌が悪そうな人には、トリプトファンたっぷりのバナナをそっと渡してあげてはいかがでしょうか?笑

 

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